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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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食後

食後・・・。


皆で食堂に行って、私とパトラはメイド控えポジョンで待ちます。

食事が終わって、今日は奥様と一緒にお風呂なので、

奥様の部屋で食後の休憩です。


パトラがお茶を入れています。私も座らされたので、ポシェットから紐を出し

「ルビ様、覚えていらっしゃいますか?」

『綾取りー!』『ララすごいの、ひもで色んな物作るの。やって、やって。』


「はいはい、見ていてください。まずは、(ほうき)次は(一段梯子)から、

(二段、三段、四段、五段)。はい、(山のお月さん)。

 次は、ルビ様、指をお願いします。」


『はい』指を広げて手を差し出します。以前、馬車の中でやったので、判ってますね。

ちょいちょいっと。「最後のこの紐を引くと。ルビ様引いてください。」


「はい、するりと抜けました。(指ぬき)の完成です。」

『『『パチパチパチ』』』みんなが拍手をくれました。


奥様が『あなた、荒事だけでは無いのですね。』と言って感心してくれました。

『はい、万能メイドです。』『『ぷっ』』と吹いて頂きました、受けました。

「ルビ様、やってみます?」『教えて~!』乗ってきました。


ほうきを教えながらまったりしていると、

お風呂の準備が出来たと、呼びに来ました。


さて、みんなでお風呂ですか。私も裸に成るのでしょうか?

三助の知識はないなぁ。パトラを見ながらやりましょうか。


私とパトラは下着姿、奥様とルビ様は裸ん坊。

洗い場に入り、サッと洗って湯船に入ります。


お湯に浸かってまったりしている間に〔クリーン〕で髪を洗ってしまいます。

〔クリーン〕。髪が浮き上がってお湯に浸かりゆらゆら揺れます。


お湯を流して脱水。髪を上げて上でお団子にして、終了。

奥様が『私もお願い。』なので、〔クリーン〕、脱水。


髪を上げて上でお団子にして、終了。

『これ、楽でいいわね。』『お風呂の時はあなたを呼ぶわ』、御指名されました。

「ルビ様も一緒で宜しいでしょうか。」『そうね、一緒に入りましょう。』


ルビちゃんが嬉しそうにお母さんに甘えてます。

これで、お風呂や着替えの心配が無くなりました。


でも、食事から就寝まで完全に時間を拘束されますね。

 仕方が有りません、何とかなるでしょう。


お風呂から上がって、ルビちゃんはお母さんとお別れ、

 一人でおやすみなさいです。


何時もの寝る時間には少し早かったので、

ベットの上でお話をしてあげる事にしました。


「長靴をはいた猫」です。

 冒頭から掴みのいい話ですから、目を輝かせ、ぐいぐい来ます。


まぁ、身近な猫も似たような所が有りますから、

 話に入りやすいのかもしれません。

お話がひと段落し、うとうとしだしたので、ルルと交代して、自室に戻ります。


次話:ご主人様に報告

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