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第零話
どうして君はいなくなってしまったんだろうか。
おそらく僕の知らない理由が君にもあったのだろう。
そうでもなければ君はあんなことは言わなかっただろう。
思えば君はいつだって突然だった。
僕と出会った時も
僕と一緒に買い物に行った時も
僕と初めてキスをした時も
僕に告白してきたときも
僕と殺しあった時も。
そして今回君がいなくなったことも。
君はいつだって突然だった。
もっと一緒に話したかった。
もっと一緒にいたかった。
もっと一緒にどこかに行きたかった。
もっと一緒に愛し合いたかった。
もっと一緒に殺しあいたかった。
でももうできない。
君がいなくなったから。
君は一体どこへ行ったんだ?
僕を一人にしないでくれ。
君がいなければ僕は
殺戮者になってしまう。
今回こそ書ききれるように頑張りますw