蛇足という名のオマケ その四
久し振りのオマケ回です
髪が灰色の美青年を抱きしめたまま、温泉に浸かる金髪の美女が残念そうに口を開く。
「やれやれ、はしゃぎ過ぎたかのう……いや、妾は悪くない。すぐに気絶したカイトが悪いんじゃ。もうちっと頑丈だったら良かったものを」
気絶している美青年こと、カイトを見下ろして責任転嫁をするのであった。
そこへ、別の女性の声が脱衣所から響く。
「ゴルディア姉様、カイトと一緒に入っているのかしら?」
「おお、いいところに来たの。シーディアよ、カイトがのぼせてしまったみたいでな、悪いが部屋まで運んでやってくれぬか?」
「長風呂でのぼせるなんて呆れたものね」
実際のところカイトは被害者でしかないのだが、現在進行形で気絶している為に反論できる筈もなく、好き放題言われてしまっている。
「妾との混浴が嬉しかったみたいでな。いやはや、カイトも男ということじゃの」
「あら、女性に無関心かと思ったらむっつりだったのね。わたくしやオリディアのことも密かにそういう目で見てたのかしら」
「かもしれぬの」
そしてシーディアはドレス姿のまま浴場に現れ、湯船に浸かるゴルディアとカイトを見やると呆れた表情を浮かべた。
「そんな特等席で気を失ったのね。カイトったら幸せ者だわ」
「まったくじゃ」
未だにカイトはゴルディアに抱きしめられたままだ。
端から見ると美青年が絶世の美女に抱きかかえられて寝ているという構図であり、これはこれで画にもなるだろう。
だが、実際のところはカイトが逃げ出そうとして捕まった挙げ句に、締めつけられて気絶してしまったというのが真相である。
「またカイトの体を拭いてあげることになるとは思わなかったわ」
苦笑しながらも、ドレスが濡れるにもかかわらずカイトを引き揚げ、お姫様抱っこするのであった。
「世話をかけるの。妾はもうちっと温泉に浸かっておく」
「分かったわ。ゴルディア姉様も長風呂は程々にね。おやすみなさい」
「ああ、おやすみじゃ」
そして、シーディアは気絶したカイトを運んで脱衣所へと向かった。
足音が遠ざかり、一人残されたゴルディアは虚空を睨みつけるや否や、先ほどと様子が変わって気怠そうに口を開く。
「覗き見しておるのだろう。姿を現さぬか」
『おやおや、気づかれていましたか』
浴場に女神の声が響いた。しかし、姿を現すことはなかった。これには仕方ない理由があるからだ。
『申し訳ございませんが、今回は声だけにさせてください。これが今の精一杯ですので』
「それほどまでに力を失くしたのか。女神も難儀じゃな」
『今もカイトが近くにいないと少し厳しいのですけど、あなたの水着姿を拝められるのなら問題ありません。惜しむべきは、太陽の下でないことでしょうか』
「悪い意味でブレないのう……」
女神の言動を受け、ゴルディアはあからさまに呆れて引いていた。
やはりというべきか、女神の嗜好はカイトの推測通りだったようだ。しかも相手が誰であろうと欲望に忠実である。
「着替えて場所を変えるべきじゃったか」
『とんでもない、このまま話し合おうじゃありませんか』
やや食い気味であった。これをカイトが聞けば呆れていたに違いないし、ゴルディアに至っては諦めて無視すると決め込んでいる。
「お主と話すだけで頭が痛くなりそうじゃ……早速本題に入るかの。さて、女神よ。お主は“至宝の果実”をカイトに喰わしてやりたいのじゃったな」
『ええ、その通りです。カイトには力を付けてもらいたいので』
「ふんっ、だったら対価を払うのは女神の役目ではないのか?」
『はてさて、面白いことを言いますね。本来の持ち主はわたしなのですから、四の五の言わずに差し出すのが筋だと思うのですが?』
「じゃが、今となっては実質的に妾の物ぞ。あんな美味な代物をそう簡単に渡すものか」
『あんな貴重な代物をフルーツ感覚で食していたと? やはりその地に住まうことを黙認したのは間違いでした。今すぐにでも立ち退いてもらいましょうかね』
「はっ! やれるものならやってみるがよい。いつぞやの決着をつけたければ相手してやるぞ」
『言いましたね? 後悔することになってもいいのですか?』
もしカイトがこの場にいれば、増大する不可視の圧力が衝突し合うのを幻視してしまい、体を震わせて冷や汗を滝のように流していたことだろう。
それほどまでに、雰囲気が一転して険悪な空気になりつつあった。ゴルディアは美しくも凄惨な笑みを浮かべ、女神はその場にいない筈なのに大気を震わせる程のプレッシャーを解き放っている。
やはり過去に何らかの因縁があり、敵対していたのは間違いない。
しかし、意外にもゴルディアが先に落ち着きを取り戻していた。
「やめじゃやめ。女神なんぞといがみあっても不毛なだけじゃ。妾だって今の生活は一応気に入っておるからの」
『それを聞いて安心しました。わたしも同意見ですね。あなたには恩がありますし、正直なところ事を構えたくありません』
一触即発だった険悪な雰囲気は収まりつつあるものの、肝心の本題はまだ続く。
『それで、“至宝の果実”を素直に差し出してくれるのでしょうか?』
「たわけ、そこまで譲歩するつもりはないわ。妥協はしてやってもよいがな」
『具体的に何を妥協するのです?』
「カイトに“至宝の果実”を喰わせてやったうえで、オリディアと勝負してもらう」
『それだとカイトに提示した条件とだいぶ相違があるのでは?』
カイトに提示された条件とは、勝てるまで何度もオリディアとの勝負を挑むことが可能であり、勝つことができれば“至宝の果実”を譲渡すること。といったものだ。
なのにゴルディアの言う妥協とは、過程と結果を逆転させたようなものである。一見すると難易度が大幅に下がったとも言えるが、まだ条件の変更があるようだ。
「無論、ここまで妥協したからには回りくどい真似はしとうないし、妾にとって分の悪い賭けじゃ。故に勝負は一度きりにする。恨みっこ無しの一発勝負じゃ」
『確かに時間をかけたくないのはわたしも同じですが……』
条件が大幅に変更されたことにより、カイトが目論んでいた試行錯誤は不可能となった。
「異論がなければこれでよいな?」
そう問いかけるゴルディアを前に、女神はまだ決めあぐねていた。
“至宝の果実”を食せば確実に今よりも強くなり、オリディアを相手に接戦を演じることも十分にあり得るだろう。
ただし、カイトが急に力を付けてもすぐさま順応できるとは限らず、その強さは未知数。そしてオリディアとの戦いにおける攻略の糸口は掴めておらず、勝算があるとは未だ言い難い。
そこで女神は苦し紛れと理解しながらも、あることを思いついた。
『少しお待ちください』
「何じゃ、意見があるのか?」
『ええ、差し出がましいと思いますが、まずはゴルディアが最初に提示した条件でカイトに勝負させてもらえないでしょうか?』
「むぅ、時間をかけたくないと言っていたではないか」
『確かにその通りではありますが、最初の一度だけでもカイトには今のままで戦ってもらいたいのです。駄目でしょうか?』
女神がここまで食い下がるのには相応の理由があるのだろう。ゴルディアはそれを理解しているものの、相手が相手なだけに思考が読めず、狙いは分かりそうにもない。
(何を企んでおるのやら。じゃが、小細工を施すにしても限度があるじゃろう。それに小手調べをすると思えば別に悪くはないの)
と、判断を下して承諾することにした。
「相わかった。妾が一方的に条件を決めておったし、その程度の猶予なら落としどころとしては悪くなかろう。カイトには妾の方から話を通しておくぞ」
『そのようにお願いします』
これで本題は終わった。が、女神は他に話したいことがあるようだ。
『あぁ、それと可能であればですが……“封印の首輪”返してくれませんか?』
「嫌じゃ」
女神の唐突な要求に、ゴルディアはにべもなく断った。
ともあれ、“封印の首輪”は女神の所有物だったらしい。しかし、どういった経緯でゴルディアの手に渡ったのだろうか。
『やれやれですね。万が一に備えて渡しておいたのが裏目に出るとは思いませんでしたよ』
「じゃろうな。妾だって存在を忘れておったし、こんな形で使う日が来るとは思わなかったぞ」
過去に女神が“何か”に備え、ゴルディアに渡していたとのこと。ただ、忘れていたという言葉からして、かなり前の出来事なのだろう。
しかし、それが巡り巡ってカイトを苦しめているのだから、とんだとばっちりである。
『ふむ……ゴルディアとカイトの絡みは見ていて愉快ですし、無理して取り返す必要はないですね』
悲しいことに、カイトが見捨てられた瞬間であった。それも葛藤することもなく、女神自身の欲望を満たすためにあっさりと。
カイトが聞けば深いため息をついていただろうし、これにはゴルディアは苦笑いせざるを得なかった。
「カイトが不憫じゃな」
『ですが、その方があなたにとっても愉しいのでは?』
「否定はせん」
この二人にはカイトに配慮するという考えが一切無いようだ。
それはさておき、女神には気になることがあるらしい。
『ところで、どうしてカイトにそこまで執着するのです?』
出会ってまだ一日程度しか経っていない。ましてや、ゴルディアほどの美貌の持ち主であれば、男なんて選り取り見取りだろう。
なのにカイトにしか眼中にないようだ。女神はそこが気になるようだ。
「どうしてと聞かれてものう……カイト並に強い男なんぞ妾は知らぬからな」
『強さが基準でしたか』
「うむ。一応、里にもそこそこ強い男はいるのじゃが、全員が妻子持ちで若くないからのう。それと比べてカイトは若くて独り身じゃし、見た目も良いからのう。後は……痛みつけると良い反応してな。どうしようもなくそそられるんじゃ」
つまるところ、ゴルディアにとってカイトは優良物件だったようだ。ただ、カイトからしてみればたまったものではないだろう。特に後半部分に関しては。
『なるほど、だから気に入ったのですね。しかし……昔は戦うことしか知らない化け物だったあなたが、そんなことを言うなんて随分と丸くなりましたね』
「丸くなったのはお互い様じゃろ」
懐かしむような雰囲気を醸し出している。どれだけ昔のことか分からないにせよ、お互いに昔は尖っていたらしい。
今も“至宝の果実”という諍いの種がある。ましてや過去には何らかの因縁もある。にもかかわらず、話し合いによって落としどころを見つけて矛を収めた。
これらのことを考慮すると、確かに丸くなったと言えるだろう。
「それよりも折りいって相談があるんじゃが、よいかのう」
『あなたが相談ですか……明日は雪が降るのでしょうか?』
「茶化すでない。とにかく単刀直入に言うぞ。カイトを妾にくれぬか?」
『先ほどオリディアとの勝ち負け次第であなたのモノになるでしょうに。まぁ、カイトは必死になるでしょうから、負けるとは思いませんが』
「ほぼカイト任せのくせに、何でお主が自信満々なんじゃ……で、返事を聞かせてもらおうかの」
女神の言動に呆れながらも、ゴルディアの眼差しは真剣そのものである。だが、女神の返事は素っ気ないものであった。
『お断りです。カイトはもう既にわたしのモノですし、使える手駒としては優秀ですので渡せません』
「そこを何とか頼む。オリディアやシーディアだって気に入っておるんじゃ」
即座に断られてもなお、引き下がるつもりはないらしく、さらに理由を付けて頼み込んだ。
ゴルディアの必死さを感じ、これには女神も呆れざるを得ないでいた。
『それを言うなら、カイトはあの娘のお気に入りです。渡すわけにはいきません』
「ぬぅ、勇者の娘にまで気に入られておったのか。あやつめ、意外と人気じゃのう」
『ええ、羨ましいことに』
「お主が羨んでどうするじゃ。とにかく、なにも対価を払わないとは言わん。もし譲ってくれたら、カイトの代わりにお主の目的を果たしてやってもよいぞ」
今度は対価としてカイトの代役をするとまで言い出した。ただ、女神としてはこの申し出は無視できなかったみたいだ。
『そこまで言いますか……ですが、あなたに任せると関係ない者たちまで巻き込まれてしまうのが難点ですね』
「さっさと片付けてやるんじゃから、多少は大丈夫じゃろ」
『あなたの場合だと多少では済まされません。少なく見積もっても幾万の人々が犠牲になって……多く見積もれば一国が滅ぶかと。それだとあの娘が悲しみますし、そのような結果を望みません』
「ようやっと理解したわ。お主がまどろっこしい真似をしておると思ったら、勇者の娘に配慮しておったからか。昔のお主なら一国を滅ぼすなんぞ平気じゃったろうに」
最低でも万単位で犠牲者が出るとのことだが、ゴルディアは顔色一つ変えることはなく、女神は全く別のことを心配していた。
カイトが聞けば血の気が引きそうなのに、この二人にとっては些細なことでしかないらしい。
『あなたに任せるのはある意味で最終手段になりそうですね。あぁ、言い忘れていましたが、もしカイトが負けた場合には打つ手が無くなるので、その時は任せてもいいですか?』
「どうしてそうなるんじゃ……」
『向こうにとってはカイトが最大の障壁と思っているみたいですし、何をしでかすか分かりませんからね』
「どう転んでもお主が得するではないか。しかも半ば脅しておるじゃろ。とはいえ、今後の生活の障害となるならやむを得まいか……やれやれじゃな」
渋々といった様子で承諾していた。
結果的に話し合いが無駄になったように思えるが、女神との本格的な衝突を回避して穏便に終わらせた時点で成果はある。
それに、例えカイトを手に入れたとしても、女神の意志とは関係なく火の粉が降りかかってしまい、今後の為にはその火の粉を振り払わねばならない。それが女神の思惑通りになったとしても。
とどのつまり、ゴルディアには女神の頼みを断るという選択肢は皆無に等しいのだ。
「女神よ……最初からこれが狙いじゃったか?」
『人聞きが悪いですね』
「だってお主ばかりが得しておるではないか」
『あのですね……そもそも、あなたが素直に渡さずに人のモノを欲しがったのが原因ですよ。それに、あなたに任せるような事態はわたしにとっても非常に不本意です。関係のない者たちが大勢死ぬ時点でこちらの大損は確定なんですから』
「むぅ、言うな言うな。妾が我慢すればいいんじゃろ」
最終的には女神が有利な形で話し合いが終わってしまい、言い合いをしても分が悪い。
それらが面白くないのか、ゴルディアは拗ねたようにそっぽを向く。
(ふむ、ギャップがあっていい……これはこれで飯二杯はいけますね)
と女神は真面目に思ったものの、ゴルディアに本音を言ってしまえば本気で気持ち悪がられると考え、口にすることは決してなかった。
基本的には欲望に忠実ではあるが、意外にも時と場合をわきまえるという最低限の理性を残していたようだ。ただし、カイトが相手であれば遠慮なく思ったことを口にしたことだろう。
『ともあれ話し合うことはもうありませんし、名残惜しいですがお暇させていただきます。会話するだけでも少々厳しいので』
「そうか……なぁ、お主の名残惜しいと口にした時、妾を舐め回すように見ておらんかったか?」
『気のせいですよ。ではまた……』
そう言って話を切り上げようとする女神だったが、それを遮るようにゴルディアは口を開く。
「待て、聞きたいことがあるんじゃった」
『何が聞きたいのです?』
「本当にカイトに“至宝の果実”を喰わせてよいのか?」
『もう決まったことではありませんか。今さら確認することではないでしょうに』
これには女神もやや呆れるような口調だった。女神からしてみれば、終わったことを蒸し返されたのだから、当然の反応だろう。
しかし、ゴルディアの問いかけの真意は別にあったのである。
「違う。妾が聞きたいのはカイトのことじゃ。今はまだどうにか踏みとどまっておるが、“至宝の果実”を喰ってしまえば後戻りはできぬぞ」
『ああ、そのことですか』
“後戻りできない”というあからさまに不穏なワードが含まれているのに、女神は興味なさげである。だが、女神は重要なことをカイトに教えていないようだ。
それも致命的と言っても過言ではないことを。
「カイトはそれを理解しておらんじゃろ。本当によいのか?」
『くふふふ、何を言い出すかと思えばそのような些末なことでしたか』
「カイトからしてみれば、些末では済まされんだろうに」
『逆に聞きますが、あなたにとっても後戻りできない方が都合がいいのでは?』
「むっ……それもそうじゃな」
一応はカイトの心配をしていたものの、ゴルディア自身にもメリットがあると判断して女神の考えに即座に賛同。
これにより、カイトが後戻りできなくなるのが確定したも同然。
「じゃが、お主の目的を果たしたら元の世界に帰るのじゃろ。喰わせてもお主の手元から離れては元も子もないではないか」
『ご安心を。既にそれは織り込み済みですから。時間を要しますが、わたしの想定通りに事が運べば問題ありません』
「ほう……カイトが哀れじゃな」
『ああ、これはわたしの独り言ですが……何も言わなければ好きに使わせないこともないですよ。それでは今度こそお暇させていただきますね』
と言い残すと同時に、女神の気配が一瞬にして消えた。
それを感じ取ったゴルディアは、話の内容を脳内で反芻していた。特に別れ際の独り言を。
「敢えてカイトに内緒にしてほしいと言わなかったのは、暴露しても支障がないということかのう」
例え真実を伝えてもカイトが辿る末路は確定しており、それが覆ることはないらしい。
つまり、暴露したところで何もメリットが無いのだ。
「ならば、妾からは何も言うまい。元より妾も女神と似たことを企んでおったし、労せず見返りがくるのなら悪くなかろうて」
実のところ、ゴルディアはとある方法で強制的にカイトを自身のモノにしようとしていた。
ただ、手間と時間を要するだけでなく、成功するか定かではない。だから上手くいけばいい程度にしか考えてなかった。
そんな背景もあり、ゴルディアも一枚噛む気になったのである。
「女神が独占するのはちと癪じゃが……待つだけで妾もカイトで愉しめるのなら、それで良しとするかのう」
本音を言えば独占したい。だが、その為に争えば失ってしまう物も大きくなる。今の生活を維持するなら、少しの不満程度は受け入れるしかないのだろう。
とはいえ、まだ決まったわけではない。オリディアとの勝負の結果次第では、カイトが手に入る。
「くくくっ、女神はカイトが勝つと確信しておるようじゃが、そう甘くはないぞ」
月明かりに照らされながら、不敵な笑みを浮かべる。
「どんな戦いになるか楽しみじゃのう」
カイトとオリディアの勝負を待ち遠しく思いながら、温泉からあがった。そして部屋に戻るとワインを一瓶空にし、気持ち良く就寝に着いたのである。
ちなみに余談ではあるが、次の日は盛大に寝坊してしまっただけでなく、ワインを飲んだことががバレてシーディアからお小言をもらったそうな。
実は意外と女神に気に入られていたカイト(いいことだとは一言も言っていない)
ちょいちょいと重大な情報があったりしますが、カイトが知るのは当分先ですね