7/14
試験.5
「よし、次行くぞ!」
「はい」
げっ、、、次は竜星かよ。が、頑張れよ、、、
て、ことはもうそろそろ俺の番じゃん。どうしますかねえ、、、
竜星は真ん中に立って開始を待つ。
「それでは始め!」
「はっ!!」
竜星は身体能力強化魔法を使わずあり得ない程の速さで走り、精霊の元で手に持った刀剣型魔補体 ”プラリネ”を振りかざす!
決まったっ、と皆が思っただろう。だが違った。
精霊はその一撃を避け、魔法を発動するが、竜星はそれを察知し事前に避け、数歩下がりプラリネを振るう。
”古代魔法” 電雷 雷雲の奏でる賛美歌
いままでの試験生が使った魔法とは比べ物にならない強さだった。
プラリネから放たれた白雷は精霊に直撃しそこで眩い程の光を発する。
「ふん、雑魚め、ってどうした!?」
「「キャアアアア!!!」」
「はぁ、、、」
「どういうことだ!!あの魔法は古代魔法じゃないか!!」
やれやれ、入学したら大スターだな。皆おまえがかっこよくてさけんでいるぞ。
一部は何やらうなっているが、、、
「よ、よし。さ、さて次行くぞ」
おい、先生まで動揺しているぞ、どうするんだよ、、、、