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試験.3
さて次は2番だ。
「2番!!」
「ハ、ハイ!!」
あの少女らしい。へぇ~あの人って、、、
「準備はいいか、、、始め!!」
少女が頷くと試験官(先生)が始まりの合図をした。
さっきと同様、精霊を召喚する。
少女は小銃のタイプの魔補体だ。魔力を集め、魔法の発動する。
元素魔法 風 切り抜ける風弾
「切り抜ける風弾」は精霊の元に迫ってくる。精霊は回避行動をとった後、手から魔法を打ち出す。
元素魔法 火 火炎の叫び
「ふう、、、わあ!!」
息を吐く間もなく、精霊から魔法が放たれる。
少女も負けじと魔法を行使する。さっきと違って工夫して、、、
「切り抜ける風弾」に柔軟性を持たせ、同時に5つほど発動。
精霊はよけようとするが、全てはよけきれない。
結局、3つにあたり精霊は消えた。
「ふう~って、何!?」
「「おぉ!!!!!」」
「ふむ、素晴らしい」
「あ、ありがとう御座います!!」