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試験.1
加筆しました。
「静かに!」
壇上に立った先生(?)が言った。
「それでは試験を始める。試験用紙はあるな。番号1番からこちらに来い」
試験用紙?!そんな知らないすけど、、、俺が焦っていると、
「”収納”したじゃない」
美冬が教えてくれた。
そう言えばそうだった、、、俺はみんなにバレないようにこっそり魔法を発動した。
”異空収納”
試験用紙を取り出した。番号は32番だった。
「竜星は何番だ?」
「俺は31番だ」
「私は33番」
竜星が最初か、、、心配だ。
「さて諸君、ちょっと移動してくれ」
俺達が壁際に移動すると、中央にスペースが出来た。
そこで試験をするのだろう。
視たところだと異界魔法が得意っぽい先生が皆の真ん中に立った。
「それでは1番から始める」
「ハイッ!!」
1人が前に出た。
「ルールは試験用紙に書いてある。皆確認したな。始めッ!!!」
合図と同時に先生が 魔補体(Magic Assist System) を操作し、精霊を召喚した。