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世界最強の学生魔導師.  作者: 紫耀
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ブルームス.3

今までの話、一部変えているところがあります。

 楽しい時間はどんどん過ぎていく物なのだ。


 突然、俺のスマホが鳴った

(スマホというのは今から120年ほど前の代物らしいが今でも新機種が発売されたりとかしている)。


 スマホの画面を見ると、相手は非通知だった。

椿さんに断ってから俺は席を立つ。トイレに入ってスマホを開き、通話ボタンを押す。


「もしもし」

「、、、立花様ですか」

「もう時間?分かった、今から行く」

「、、、頼みますよ、、、ハア」

「分かってる。切るよ」

「あ、ちょっ」


 俺は最後まで聞かずに電話を切った。

相手は立花マジックテクノロジー(TMT)の社員だった。

もうそんな時間か、、、


 俺はトイレをでて椿さんの元まで戻った。


「どうしたの?」

「そういえば今日は用事があったみたいで、忘れてた」

「大丈夫、、、?」

「あぁ、大丈夫。俺も楽しかったし」


 そう言って席を立ち、俺は会計を済まそうとしたのだが、、、

予想通り邪魔をしてきた。

電子マネーで支払いをしている最中に店員のあかねさんがレジ越しに顔を近づけて話しかけてきた。


「ねえ、裕也君。誰?あの子」

「さあ。椿っていう名字ですよ」


  夢藤家の事は秘密だ。


「知り合い?」

「いいえ。どうしたんですか?何か気になることでも?」

「え、いや。可愛いからよ。裕也君、あなた一目惚れしたんじゃないの?」

「そ、そんな訳ないですよ」


  えっと、、、どうしてばれているのかは知らないけど、何故そう思ったのだろう。

というより、顔が近い、、、!


「ほんと?」

「え、ええ」


 あかねさん、、、顔が近いです。それとなんか良い匂いがする。


「まあ、良いけどね。はい、今日もありがとう」

「あっ、はい、、、」


 そう言ってあかねさんは何故か手を振って、


「ファイト!」


 おい、、、、


 会計を済ませてテーブルに戻った。

すると、椿さんがあかねさんの事を聞いてきた。



「お会計ありがとう。ところで、さっきの人。立花君の知り合い?」

「うん、ここの店員さん」

「ふぅん。仲いいんだね」

「えっと、、、」


 彼女の目が怖い。

そんなに俺、なにかしたっけ、、、

そう思って、椿さんの方を振り向くと、彼女はあかねさんの方を見ていた。


「ん、いいよ。じゃあ、また」

「うん、学院で」




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