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「第1話 呪われた女剣士」

剣をぎゅっと握りしめ、リオナは森の中を進む。

今日も上級モンスターの気配はなし。いたのは、どうでもいい下級モンスターだけで、思わず小さく舌打ち。


「…倒せば、報酬はかなりの額なのに!」


吐息が白く舞う中、リオナは森の奥へ進む。すると、ハート形のモンスターが突然現れた。


「また、下級かよ……」


そう呟いた瞬間、


「誰が下級モンスターだって?」


ハート形のモンスターが喋った。


「……喋った!?」


「お前、上級か」


「そのとーり。ワイは先代魔王ノロイスの配下、アイサセーヨ!貴様のことは知っているぞ、リオナ・スラッシュ。魔王様を倒したライナーの娘だろ!」


「生き残りか。ふーん。父の代わりに私を倒そうってことか。面白い!相手してやる!私は強いぞーーー!」


リオナは剣を取った。


「先手必勝!瞬閃連撃ラピッドスラッシュ!」


目に見えないほどの高速斬撃がアイサセーヨに直撃し、彼は倒れた。


「お前、本当に上級か?弱すぎるぞ……いや、私が強すぎるのか!」

リオナは得意げに胸を張る。


「フッ、甘いな。ワイの目的は倒されることだ」


その瞬間、リオナの右頬にハート形の刻印が浮かぶ。


「な、何!? どういうことだ!?」


「ワイが死ぬとき、魔王様と同じように呪いを付与する!貴様は父親と同じ運命を辿るのだあああッ!」


「黙れ……! 父を侮辱するな!!」

リオナは剣を振り上げた。


「いいのか? 倒す前に呪いの解除方法を知りたいだろ?」


「さっさと教えろッ!」


「呪いの解除方法は……好きな人から告白されることだあああああッ!」


「な、なんだってーーーッ!?」


「貴様が男嫌いで、好きな人がいないこともリサーチ済みだあああッ!つまり貴様はこの呪いを解けない。そして3年後、死ねええええッ!」

アイサセーヨは叫びながら倒れ、素材を落とした。


「ど、ど、どうしよおおおおおお! 死にたくない、死にたくない……落ち着け落ち着け、リオナ!あと3年もある……考えろ考えろ……そうだ、その間に好きな人を作ればいい!

これに気づく私って、やっぱ天才だよな!よーしっ!必ず3年経つ前に好きな人を見つけてやるぞおおおお!」


リオナはアイサセーヨの素材をバックにしまい、冒険者協会へ戻るため森を歩き出した。


こうして、リオナの“恋を見つける旅”が始まったのだった。

この物語は百合オタクの自分が趣味で書いてます。自分用ですが、読んでくれる人がいれば嬉しいです。投稿頻度は不定期です。

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