【番外編】サウナ用語集
よう、俺だ。サウナにハマると、色んな言葉が気になってくるだろ?
せっかくだから、俺が知ってるサウナの知識をまとめてみた。異世界でどこまで通用するかは分からないが、基本は同じはずだ。これを読めば、お前も立派な「サウナー」だぜ。
サウナ
俺にとっては最高の遊び場であり、修行の場であり、聖地。熱い小屋で汗をかき、冷たい水に飛び込み、心地よい風に当たる…このシンプルな循環が、人間を最高にダメにする(褒め言葉)。
ロウリュ
熱したサウナストーンに水をぶっかけて、蒸気を発生させる必殺技。一気に湿度と体感温度が上がって、玉のような汗が噴き出す。これをやるタイミングが、サウナの楽しさを左右するんだ。
アロマロウリュ
ロウリュの進化版。水にハーブや薬草を浸して、香りのついた蒸気を発生させる。リラックス効果が段違いだ。薬師のセイルと組んでから、その可能性はマジで無限大になった。次はどんな薬草を試そうか、考えるだけでワクワクする。
セルフロウリュ
サウナの主役であるお前自身が、好きなタイミングで水をかけるスタイル。「俺は今、サウナを支配している…!」って気分に浸れる。ただし、周りへの配慮は忘れずにな。
オートロウリュ
決まった時間になると、機械が自動でロウリュをしてくれる現代文明の利器。異世界じゃゴーレムにやらせるか、セイルあたりが高性能な魔道具を開発してくれそうだよな。
熱波・アウフグース
ロウリュで発生した灼熱の蒸気を、タオルで扇いで一人ひとりに送る究極のサービス。熱い風を浴びると、全身の毛穴が「ごちそうさまです!」って叫んでる気分になる。風魔法が得意なやつがやったら、とんでもない熱波師が生まれそうだ。
水風呂
サウナの正妻。サウナが「動」なら、水風呂は「静」。火照った体を一気にクールダウンさせる。これがないサウナは、クリープを入れないコーヒーみてえなもんだ。俺の夢は、山の湧き水を引いたキンキンに冷えた水風呂をこの村に作ること。
外気浴
サウナ→水風呂の後に、外の空気に体を晒す時間。ここで初めて「ととのい」への扉が開かれる。風の音、木の匂い、空の色…五感が研ぎ澄まされるこの時間のために、俺たちはサウナに入るんだ。
ととのう
サウナ・水風呂・外気浴の黄金ループを繰り返した先に待っている、究極の多幸感。頭は空っぽなのに感覚は鋭くなって、心臓の鼓動がBGMになる。マジで「生きててよかった…」って涙ぐみそうになる瞬間だ。
あまみ
温冷交代浴をすると、体にまだらに現れる赤い模様のこと。発疹じゃないから心配するな。血行が良くなった証拠で、これが出ると深く“ととのった”ってこと。サウナーの勲章みたいなもんだ。
サドリ(サウナドリンク)
汗をかききった体に叩き込む、命の水。キンキンに冷えた水が一番だが、セイル特製のハーブ水なんかも、まさに至高の一杯だ。細胞の一つひとつに染み渡る感覚がたまらねえ。
サ飯(サウナ飯)
サウナ後のメシ。味覚が敏感になってるから、何食っても普段の三割増しで美味い。特に、塩気の効いた肉料理や、ガツンとくる辛いスープは最高だ。腹ペコの体に染み渡って、「うめぇ!」って叫びたくなる。
サ室
サウナ室のこと。熱波と蒸気が渦巻く、俺たちの主戦場。木の香りが強いヒノキ造りとか、石造りの落ち着いたやつとか。建材次第で気分も変わる、奥深い世界だ。
温冷交代浴
サウナと水風呂を交互に繰り返すこと。これを3セットもやれば、大概の悩みはどうでもよくなる。
サウナストーブ
サウナの心臓部。こいつがなけりゃ始まらない。薪をくべて火を育てる時間は、サウナの儀式の一部だ。異世界なら…炎の魔石を動力にした永久機関ストーブとか作れないかな?
熱波師
アウフグースを行う風の魔術師。ただの力仕事じゃない。客の体調を見ながら風を操る、まさに職人技だ。この村でも誰か育ててみてえな。
サウナハット
サウナの熱から髪や頭皮、耳を守るための必需品。これを被ると、のぼせずに長くサ室にいられる。異世界なら、耐熱性の高いモンスターの毛皮とかで作ったら高く売れそうだ。
サ活(サウナ活動)
サウナに行く、サウナに入る、サウナについて考える…そのすべてを指す言葉。「今日のサ活は最高だった」みたいに使う。俺の毎日はサ活そのものだ。
サウナマナー
サ室はみんなの聖地だからな、気遣いは大事だ。大声で騒がない、汗を流してから水風呂に入る、場所を独り占めしない。周りに迷惑かけないこと。うちの村のガキどもにも、今これを叩き込んでる最中だ。
間違えて作品を削除してしまいました…
ブックマーク、応援してくださっていた皆様、申し訳ございません。
また今日から少しずつ、投稿していきます。
数日後には今まで投稿していたエピソードを全て投稿し直せるように頑張りますので、よろしくお願いします。