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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

愛され悪役令嬢にも限度があります

作者: すいな

名前考えれなかったからモブとかになってる…すみません

ある日起きたらあの悪役令嬢になってた!

テンプレだろ!って感じてしまうのも無理はない。


でも私はヒロインみたいな正統派になるの!

原作が始まるのは3日後から!

その間に全世界を攻略するのよ!


早速だが準備に取り掛かる。

今はそんなに悪女というのが広まってない。

そして本作のヒロインは私の妹。この家の養女。

名前は忘れたからヒロインでいいだろ


お父様から攻略よっ!

もうあんな浅はかな真似は二度としないんだから!


ドアをノックする。緊張してくるなぁー


「お父様。少しお時間よろしいでしょうか」


「あぁ構わない」


よしっ!第一関門クリア!次はっ!


「実はっグスッ私っとても浅はかな事をしていると気づきましたの」


「……」  


「私の妹をいじめてしまっていて申し訳ございませんでした。」


「…………」


「実は私妹に嫉妬しておりましたの。なんて言ったってとても容姿が美しく、お父様に愛されてい…」


「言い訳はいい。要件はそれだけか。さっさと出ていけ」


「っ!はい…」


思ったより冷たい。どうしようか…お母様の思い出を使うべき?でも会えないなら意味はないんじゃ…



 

*******


夢の中にて


 ???「愛されなくて悲しいって?じゃあこれを

あげる!たくさんの人から愛されまくるの」


「ここは?夢?」


「そうだよ」


「貴方の正体はなんなの?」


「そんなのどうでもいいじゃないか愛されたいんだろ、前世でも愛されなかったから」


「私になにをしろというの?」


「何もないよぉ!ただ君の手助けがしたいだけ

これ見て!君の世界で言う惚れ薬みたいなもの」


「ゴクッ」


「そんな警戒することないよ!これを自分にかけるだけでいいんだもの」


「わかったわそれ、もらう」


「ウンウン賢明な判断だよぉ!じゃあよろしく♡」


***********


「これ…」


起きると手には香水のような瓶が握ってあった。


「これをつければいいのよね」


私は香水を少しだけつけた。


「お父様!おやつはいかがですか?」


少しは心開いてくれるかな?


「今は暇だから付き合ってやってるだけだ。(^^)」


「あれは絶対に心開けた。」


「おねーさま!私の混ぜてくださいっ!」


あれがヒロイン

反吐が出るほど優しい。


「あら!私の可愛い妹じゃないっ!」



「お姉様!好きです!一生お守りします!ハア尊い」


効果絶大じゃない!?あの妹がこんなに豹変するなんて…?


「あ、ありがと?」


「それより明日はデビュタントですよ!」


「そうだお前たちもやるんだぞ」

 

「はいっ!楽しみですでもお姉様が一番ハアハア」


「それはわかる…だがあんな粗末なドレスを着せるわけにはいかない」


「そうですねお姉様!ドレス選びに行きましょぉー」


「ちょ、えぇぇぇ!」


その後めっちゃ選ばされた



「明日はデビュタントっ!頑張るぞー」


ずっと忘れてたけど明日から本編が始まるのよね…

うまくいくかしら………


*********



「私がお姉様を色目使ってくる人から守るっ!」


え?…なぜこうなった?


「いや…別に私は大丈夫よ…?」


「私が守るから安心してぇぇぇぇ!」 


「はぁ…わかったわ。でも貴方も運命の人を見つける!わかった?」


「お姉様が一番なのに…まあ、わかったわ」


んじゃ攻略開始ぃ!


モブA「おねーさん!今暇?」

モブB「僕と結婚しましょう」

モブC「一目惚れしたようです」

モブD「雰囲気変わりましたね!大好きです!」

モブE「愛してます!ファンです!」

モブF「ま、まぁ付き合ってあげるわよ」

モブG「好き!大好き!」

モブH「悪役令嬢たんはドゥフ我の…ドゥフ」

モブI「全員いなくなれぇっ彼女は私のだ」

モブj「踏まれたぁい…その足で踏まれたぁい」

モブK「束縛して…閉じ込めて愛してあげる」

モブL「あまりにも可愛すぎる」

モブM「よだれが出ちゃう食べたい」

モブN「キュン死した!ちょっと飛び降りてくるわ」

モブO「こっちの国にそれを渡せ!」

モブP「いや!俺の国のだ」

モブQ「もともとこの国のだぞ」

モブR 「何を言ってるんだ今すぐにでも俺の国のだ」

モブS「もういい!戦争だ」

モブT「賛成!流石!」

モブU「悪役令嬢様をかけて勝負だ!」

モブV「信じられない!今からやるぞ」

モブW「そうだ!先制布告は要らん」

モブX「今すぐやるぞ!」

モブY「その前に悪女様はさらうぜ」

モブZ「お前ちょっとふざけんなよ」


モブj「踏まれたぁい踏んでくれないなら力ずくで」

モブI「もう…今から束縛」

モブY「いや、もう俺のだ」

モブO「いや、我の国の象徴にするな」

メイド「あの…?一介のメイドが言えたことじゃないんですが…私のなんです!だから手を出さないで」

その他メイド「そうだ!私たちメイドも欲しい!」

モブO「メイドごときが手に入れれると思うなよ」

メイド「なら…今ここで勝負です」

モブI「もう手遅れ今は俺が持っている」

全員「ふざけんな!命をかけてでも殺す」


「は?」


そして始まったのは私を取り合うヒロインポジレース


めでたしめでたし((じゃねーよ


「皆様やめてください!私はものじゃないのよ」


「そうね!お姉様はものじゃない」


「よかった!わかってく… 」


「お姉様は私の所有物なのよ!」


「え?」


いやいや、それってものと同じですよ!?


「いや、だから誰にでも、」


モブj「いや!おかしいこんなの貴方に踏まれるために存在したのに…こんなのあんまりだ」


(ええ…、)


モブS「戦争だ戦争をしよう」

モブI「そうだなそれが手っ取り早い」



*********


そして起こったのは戦争

どうしてこんな事になったのやら


今は自宅で待機している勝った国のとこに私は滞在するらしい


「全く!ものじゃないっつーの」


なんかメイドがめっちゃしたってくるし…


モブSSS達「いたぞ!」


「噂通り可愛すぎる」

「捕まえるぞ!」

「いいぞ!今すぐに捕まえるんだ!」

「悪女様はおれのもんだ!」

「は?抜け駆けはよせよ」

「そうだぞー!結託するって言ったじゃないか」


え?どうなってるの?

あの服装どう見ても平民…私をこんなとこまで捕まえに来たわけーっ!?


「ちょ、ちょっと、誤解してない?」


「誤解もなにも女神様じゃないですか!」


「は?」


「よし、1回連れて帰る」


「私をどうするつもり?」


「どうって愛でる」

「愛でる」

「愛でますね…」


「は?」


「まぁ置いといて、行くぞ!」


モブXXS「ちょっと待ったぁーーーー」


「え?」


「ゴフッ」


何これ?血?!だれの…


「女神様が誰のものにもならないなら一緒に死んでやる」

 


私の人生これで終わるの?あっけな

そもそもあの変な夢の中の人が惚れ薬渡してきたのがいけなかったのよ!




でも、よく考えたら惚れ薬を使っても上っ面だけだったな…本物の愛は得られないんだもの


まあ、残念来世に期待ってとこかしら



色々考えてからすぐに私は意識がなくなった

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