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大谷慎平の記憶「事件簿」

未だ明けやらぬ早朝、俺はとある3人組のあとを追っている。


いや、ちょっと格好をつけすぎた、追っかけていると言った方が正しいのか。

俺の愛車、電動モトクロスバイクを新聞配達仕様に改造したクバルン号に乗って追っかけているのだが、なかなか3人に追いつけない。

スピードメータを見ると時速50km、このままだとこの道の制限速度を超えてしまうかもしれない…。

いやいや、そんなことより生身の人間が時速50kmのスピードでかれこれ10分以上も走り続けることの方がおかしいだろ!


そうなのだ、俺はバイクに乗って追っかけているのに、ただ走っているだけの3人組、いや正確にいうと走っているのは男女ふたりで、小学生と思われる残りのひとりは走っている男の背に背負われている。なのに追いつけないでいるのだ。

普通ならそんな化物じみた人間など恐ろしくて、頼まれても追っかけたりはしない。だが俺は走っているふたりの男女ことをよく知っていた。

新聞配達を終えた俺は、帰り道でそのよく知るふたりを見かける。眉間に皺を寄せていかにも深刻そうな表情で爆走していったから、なんだかとっても気になって今追っかけているのだ。


目の前を爆走している男の方は、俺の大恩人ふたりの内のひとりで、名は立花大吾。中学時代の同級生だ。そしてその大吾と並走しているのが大吾の妹で立花美羽。彼女は俺たちのふたつ下の学年だ。だから同じ中学に通った時期が1年間あり彼女のことも俺は知っている。


ちなみに大恩人のもうひとりは立花大吾の親友で名は三島ヒロシ。

俺は中学1年の頃ひどく荒れていて、犯罪まがいなことを毎日のように平気でやっていた。悪い先輩たちとも付き合いがあり、先輩たちは自分たちに都合のいい俺を随分と気に入っていた。三島ヒロシはそんな荒れに荒れていた俺の日常から抜け出すきっかけをくれた。そして立花大吾はその荒れた日常から抜け出そうとする俺に、暴力をもって阻止しようとしてくる先輩との縁を切るのに、それこそ体を張って力を貸してくれた。その時の大吾はものすごかった!話し合いの途中で、いきなり殴りかかってきた先輩の前に大吾は突然立ちはだかり、先輩の拳を自らの身体で受け止めるのだが、大吾は一向に反撃しないで、ただただ立ちはだかるだけ。そのうち疲れ果てて両方の拳を真っ赤に腫れ上がらせた先輩は完全に心が折れたのかすごすごと退散していった。それ以来、先輩たちは俺の前に姿を見せることが無くなる。

もしもこのふたりに出会っていなければ、とうの昔に少年Aとして俺は新聞の三面記事に登場していたことだろう……。


おっと失礼!自己紹介をするのを失念していたようだ。

俺の名は大谷慎平、慶長大学法学部の2年生。貧困家庭で育った俺は半ば諦めていた大学にも、三島ヒロシの勧めで中学1年の時から続けている新聞配達の奨学金制度のおかげで無事通うことができている。


新聞配達の仕事との出会いは俺の人生を、希望に満ち溢れ大きく豊かなものに変えてくれることになる。

当初は嫌嫌始めた仕事だが、毎朝ヤクルトをくれるおじいちゃんがいたり、同僚の先輩方にもとても優しくしてもらううちに、なんだか楽しくなってくる。先輩方のほとんどは苦学生で、俺と同じく家庭が裕福ではない人ばかり、俺は苦労しながらも勉学に励むその先輩方をしだいに尊敬するようになる。

ある日、新聞販売所の所長と敬愛する先輩のひとりから、せっかくだから読んでみたらと、予備で余った新聞を毎日渡されるようになる。

敬愛する先輩からの勧めだ、無下にすることはできない。俺はその日から新聞を読む努力をしはじめた。

初めは苦痛でしかなかったが、辞書を片手にして、わからない言葉は調べながら読む進めるうちに、段々と書いてあることが理解できるようになる。理解が深まったある日俺はあることに気づく。

“新聞って人が生きていく上で便利で有利な情報が満載じゃん!”

その日を境に俺の中学での成績はグングンと上がり続けることとなる。もちろん今でも新聞は毎日読んでいる。というか読まないとなんだか一日中落ち着かない。もはや中毒かもしれない…。

そんなこんなで俺の将来希望する職業は新聞記者である。できれば少年犯罪関連の事件記者がいい。青臭いと言われると思うが、俺みたいなチンピラ小僧だったヤツでも明るい未来は自分次第でなんでも掴み取ることが出来るんだぞ!と記事を通して子供達に伝えてあげたいと強く願っているからだ…。


おっと話しが脱線したな。昔から新聞を語りだすと熱くなって止まらない悪癖がある。中学時代も横山っていう悪友に新聞について熱く語ったたら、翌日から横山は俺の顔を見かけるとそそくさと逃げ出すようになったけ…。

あの時、横山の機嫌をなお…

「お前、さっきからなにブツブツ言ってんだ?」

「おわっ!びっくりした!大吾か。って違うぞ!ブツブツじゃねえ!口元をよくみてみろマイクがあるだろう。録音だ録音!」

「ああ、中学の時からやっていたな。新聞記者ごっこ」

「ごっこじゃねぇっ!マジでやってんだ!マジで!」

「へぇー、まだ新聞記者を目指してんだ。お前すごいな!俺は嬉しいぞ」

「いやぁ〜それほどでも…。ってそんなことよりお前、なんで時速50kmのバイクに平気な顔して並走して…。いやいやそれは今はいい。大吾、お前なにか困り事があるんじゃないのか?困っているなら俺が力を貸すぞ!なんでも言ってくれ」

「そうか…。その申し出はめっちゃ嬉しいけど、力を貸してくれると言ううなら、悪いがこのままUターンして家に戻ってくれないか?」

「なんでだよっ?」

「この先はマジでヤバいんだ。俺はお前に死んで欲しくない。頼むから素直に家に帰ってくれ。今はそれしか言えない…。だけどこの件が無事に終わったら、お前に全てを話す。約束するよ、だから頼む!」

「死ぬってお前…。そんな…お前は大丈夫なのか?お前は死なないのか!?」

「いや、それはわからない…。だけど俺は死んでも大丈夫なんだ」

「大丈夫なわきゃないだろう!!なに言ってんだ!美羽ちゃんもいただろ?まだ女子高生のはずだ!そんな危険な場所になんで……」

「……頼む大谷!俺と美羽は必ず生きて帰る。お前も見ただろう?俺たちが走っているところを…。俺たち兄妹は特別な力を持っているんだ、そう簡単には死なん!いや!必ず生きて帰る。だから頼む…後生だから…」

「…わかったよ…お前の言う通りにしよう…。だが約束だぞ!絶対に生きて帰れ!破ったらマジで許さないぞ!」

「ああ!大丈夫だ!約束は必ず守る!」


こうして俺は大吾の気迫に負けて、渋々バイクを路肩に停車させた。大吾はそのまま走り去り、その姿はもう見えない…。

この先に一体なにがあるって言うんだ?…大吾の走り去った方を見ながら俺は思案を始める。


確かこの先は田んぼと畑ばかりで…後は登山口しかないはず…登山口?…確か自衛隊が主導で土砂災害の危険性がある場所を調査するとかなんとか言っていたな…大吾は防衛大学に通っているから関係はあるとしても、美羽ちゃんと小学生がついていくのはなんでだ?それにあの小学生、俺と大吾が話している間ずっと大吾の背中に顔を埋めてこっちを見ようともしなかった…。でもその子が人見知りする子なら不自然ではないか…。


いや、そもそも土砂災害の調査ってのは本当のことなのか?…命懸けの土砂災害調査?…大雨や地震直後の災害時ならともかく最近は大雨と呼べるほどの雨は降っていないし、大きな地震ももちろん起こってない…。それに住宅街のど真ん中ならまだしも山の中だぞ。それなら山を徹底的に封鎖するだけで危険は回避できるだろう。命を賭けてまで調査するなんて全くもってナンセンスだ。


もしかしたら登山口の向こうにトンデモなく危険な何かがあるとしたら?…そうだ、それなら大吾が死ぬかもしれないなんて言ったのも頷ける。

それにどう考えても不自然なのはあの小学生だ。超人的な力を持つ大吾や美羽ちゃんなら危険に立ち向かうのに役立つこともあるだろう。でもあの小学生だけは別だ…。俺が知らないだけであの子はなにかに特別な力を持っているのか?……。

考えを進めていくうちに、あともう一歩なにか情報があれば真相にかなり近づける気がする。近未来の新聞記者になった俺が今の俺に囁く「このまま黙って見過ごしていいのか?」と。その囁きに俺は居ても立ってもいられなくなり、とりあえず自宅に戻ることにする。大吾との約束は家に帰ることだ。家に帰った時点で大吾との約束は守ったことになると、屁理屈で自分で自分に言い訳しながら…。



自宅に帰り着いた俺は早速、山に入るための準備に取り掛かる。

趣味のツーリング用に購入した一人用の小さなテント、一週間分の食料となるビスケットタイプの栄養補助食品、水分補給用にスポーツドリンクをペットボトル2本、飲み水が足らなくなったら湧き水を煮沸消毒して飲むつもりで小型のガスコンロ1台、超小型高性能望遠鏡、サバイバルナイフなどなど、思いつく限りかき集めクバルン号に積み込んでいく。

なんたって俺の愛車クバルン号はモトクロス用のバイクだ。道なき道を進んでいくのにうってつけ。おまけに電動だからガソリン車に比べると音をかなり抑えることができる。こいつを選んだ理由の元はと言えば、モトクロスにしたのはどんな悪路でも無事に新聞を届けられると言う理由で、電動で音を抑えたのは早朝の配達時にご近所さんに迷惑を出来るだけかけないためだったが、こんなところでも役に立つとは思わなかった。


準備万端整えた俺は登山口とは全く別方向へとクバルン号を向かわせる。

あの登山口の向こう側の山は俺たちにとっては庭みたいなもの。山の中を探検しているうちに、あれっ?こんなところに出てくるんだと見つけた、獣道なんか何本も知っている。俺は登山口から一番遠くにある獣道を目指す。

目的の獣道に近づくごとに警察車両が増えていく。一番遠くにあるはずの獣道でさえこの警戒の仕方。益々ただ事ではないと思い知らされる。途中2度ほど警察官に停められて、この先は侵入禁止だと告げられるが、元チンピラ小僧の地元民を甘く見てもらっては困る。あらゆる道を使い分け、警察の目を盗んで目的の獣道への突入を成功させた。


道なき道をクバルン号は余裕で走り抜けていくが、調子に乗ってスピードを上げることはしない。ジョギングをする程度のスピードでゆっくり確実に山の最奥を目指す。時には停車して、望遠鏡で周りを見渡しつつクバルン号を進めていくと、かなり遠くに自衛隊員らしき人影を発見。現場が近いことを知る。

俺はさらに大きく大きく迂回しながら、時間をかけてゆっくり、ゆっくり自衛隊員の拠点と思われる場所に発見されないギリギリの距離まで近づき、そこでキャンプすることに決める。その場所は拠点と思われる場所よりもさらに高所にあり、肉眼ではとても無理だが、望遠鏡を使えば集まっている自衛隊員たちの動きが見渡せる絶好の場所にあった。

俺はその場所の自衛隊員たちの動きが一番よく見渡せる場所にテントを張る。テントの上に拾い集めた朽ちた枝や葉っぱを乗せていき、誰にも気づかれないようにカモフラージュする。もちろんクバルン号にもバッチリカモフラージュを施す。


キャンプの設営が完成すると、俺は早速テントに潜り込み望遠鏡で自衛隊員たちの動きを監視するための準備を始める。俺の持っている望遠鏡はスマホと接続可能で、自衛隊員たちに動きがあればすぐさま動画に収めることができる。持ってきた充電器も全て満タン状態。よし大丈夫だ。

俺は腹ばいになって望遠鏡を構えると、自衛隊の拠点の周辺から観察することにした。俺から見て自衛隊の拠点のさらに奥には深い森が広がっていた。その森の先を窺って見ると、どうやら崖になっているようだ。その崖の下を伺うとなんだか奇妙なものを発見する。


「なんだあれは?」

その奇妙なものは壁掛用の楕円形の姿見鏡のように見えるが、その輪郭はボケていて薄ら光っている。しかも宙に浮いているようだ。周りの木々と比べると人ひとり分の大きさぐらいだろうか?よく見るとその鏡のような物の周りには人らしき影が数体見える。だがあいにく日が落ちかけていて、この薄暗さではハッキリとその姿を視認することはできなかった。

俺はこれ以上の観察は無理だと判断して考察に入る。

自衛隊の拠点から深い森を挟んだ先に崖があり、その崖の下に奇妙な鏡のような物があった。憶測だが、どうやら自衛隊はその鏡を遠くから見張っているように思える。しかもその鏡の周りにいた人影、どう見ても自衛隊員のシルエットとは異なっていた。自衛隊員たちは一様にヘルメットを被り厚い防弾チョッキと肩には自動小銃と思われる棒状のものを担いていた。それに比べて鏡の周りにいた人影はほとんどなにも着用していないように見えた。

鏡の周りにいる正体不明の人影たちは俺たちの敵なのだろうか…。そしてその正体不明の人影に守られるように佇むあの鏡の正体はいったいなんなのか…。

そこまで考えているうちに、俺は睡魔に襲われてそのまま寝落ちしてしまう。


目を覚まし、時計を確認すると、いつも起床する時間と全く同じ午前4時。おそらく寝落ちしたのは午後8時ごろだから、睡眠時間は8時間。十分過ぎるほど寝ていたようだ。おかげで覚醒と共に頭はすっきりとしている。

すぐさま俺は自衛隊の拠点を観察する。周りはまだ真っ暗闇だが俺の持っている望遠鏡は、ほんの少しの明かりさえあれば、割と鮮明に視界を広げることができた。思っていた通り、自衛隊の拠点はかなり光源の出量を落としてはいるが、その微かな明かりの中で隊員たちは慌ただしく動き回っている。ん?慌ただしく?まだ辺りはこんなに真っ暗なのに?


そんな違和感を感じていると、上空に轟音が響いてくる。

ゴォーーーーーゴォーーーーーーゴォーーーーーー

シュッシュルルルルル、ドォオオオオン!!!

シュッシュルルルルル、ドォオオオオン!!!

シュッシュルルルルル、ドォオオオオン!!!

シュッシュルルルルル、ドォオオオオン!!!

なんなんだ!いったい何にが起きている?


俺はただただ驚き、恐ろしくてテントの中で丸まっていたが。そのうちこれは空爆であると気づく。意を決して望遠鏡にスマホを接続して外の様子を撮影し始める。空爆は昨日見たあの鏡のすぐ近くで起こっているように見えたが、鏡は標的目標から外されているようで無傷の状態。よく見ると周りにいた正体不明の人影に変わり、自衛隊員たちがその鏡を守るように取り囲んでいる。

「んっ!?」

円を描くようにして鏡を自衛隊員たちが取り囲んでいるのだが、その円の内側で鏡の前後に陣取り仁王立ちしているふたりに気づく。

「大吾?えっ?えっ?美羽ちゃん?」

よく見るとふたりはヘルメットと防護服に身を包んではいるが、武器らしい武器をなにも所持していないように見える。

驚いた俺は思わずテントから飛び出そうとするが、テントの近くでドォオン!と爆音がして地面がグラグラと揺れる。

ああ、死んだかも…。こちらに流れてきた砲弾だと思い込み、俺は瞬時に死を覚悟してその場に固まっていると、その爆音がした方から声が聞こえてくる。とにかく俺はただただ息を潜めてその声を聞き取ろうと耳を澄ませる。どうやら声の主は俺の存在に全く気づいていないようだ。


「なんてことだよ!逃げ延びれたのは僕だけなのか?」

その声は段々と俺のテントに近づいてくる。

「あっ、あれは!クソッ忌々しい!やっぱり立花兄妹たちが絡んでいたのか!」

今、立花兄妹って言ったよね?それにかなり怒ってる?

「殺してやる!絶対に僕の手で血祭りにあげてやる!」

殺してやる?血祭りにあげる?立花兄妹を?……。

心の中でその言葉を反芻する…。敵だ!間違いなく敵だ!その言葉に俺の方こそ頭に血が昇りそうになるが、グッと堪える。

その声の主がその場から離れていく足音に全神経を集中して聞き耳を立てる。どうやら大吾たちの方に向かっているようだ。


足音が遠かったのを確認するとゆっくりと気づかれないようにテントから這い出し、地面を這いながら望遠鏡で声の主を確認する。

(っ???あれは東郷夏彦?…)

間違いない!あれは東郷夏彦だ!その顔は交番の前の掲示板や街頭のポスターでよく目にしていて、テレビやSNSでは動画まで配信されていてた。それに俺は大吾たちの高校に遊びに行った時に東郷をこの目で見ている。大吾からあれがこの高校で一番の秀才だよと教えられたことをハッキリ覚えている。絶対に見間違いじゃない!

心臓がバクバクいって、今にも口から飛び出しそうだ。深く深呼吸を繰り返し、俺は東郷夏彦の後をつけることにする。


東郷は大吾たちがいる鏡の場所の手前にある崖の上まで来ると、おもむろに左手を大吾の方に向ける。その左手からどこから出したのか急に弓が現れた。右手にはいつの間にか矢が握られている。その矢は電気の塊みたいに輝きバチバチと音を立てている。

東郷のすぐ後ろにある木の影からその様子を伺っていた俺はなんの根拠もないのに、その矢の危険性を感じ取り、背筋が粟立つ。

東郷はその矢を弓につがえ引き絞っていく。まさにその矢が放たれようとした瞬間、俺の身体はまるで東郷に吸い寄せられるように体当たりをぶちかました。

勢い余った体当たりは東郷と俺を崖下に突き落とすこととなる。

崖を落ちていくことも厭わずに俺は力の限り大声をあげる。

「大吾っ!危ない!!!!」

落下しながら崖下に衝突する直前に見た光景は、大吾がその矢をかろうじて避けた瞬間だった。

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