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食料調達と最初の火
井戸の水を汲み終え、少しだけ息をついてから、次に挑戦したのは「火」だ。
火を使える道具を作るために、薪を集める。とりあえず必要なものは集めたが、問題は火を起こす道具だ。
「確か、スキルにはかまどの設計も含まれていたな……」
かまどがあれば、火を維持できるし、料理にも使える。俺はスキルウィンドウから「かまど」の設計図を出し、近くの石を集めて設置した。
その後、木を燃やすための小さな火を灯し、無事に火をつけることができた。
「やっと、火か……」
それからは、手に入れた水と乾燥した肉を煮て、簡単な食事を作ることができた。乾ききったパンも水で湿らせて、少し柔らかくなり食べやすくなった。
その日の夜、ようやく地面に寝袋を敷いて、俺は眠りに落ちた。