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盗賊ギルド

盗賊ギルド 月の狼

軽く調べたが10年くらい前に出来たという


総人数は500人程度


そこまで大きくも無いが

潰すそうにも なかなか難しいようだ


『手がかりが少ないな やっぱり俺らだけでは難しいのでは?』


とりあえず情報収集がてら 見回りはしているが

1週間収穫なし


どうしようかと思うっていると

男4人で女性を連れ去ろうとしている場面に出くわした


助けに行こうとしたらファリスに止められた

『待って 彼女には申し訳ないけどこのまま連れ去られて貰いましょ

 敵のアジトがわかるかも』

一理あった

しかし 馬車を使って逃げられたら追いつけないかも


男の一人が言う

『もうこれで5人目だ こいつだけ俺たちで楽しんでもいいんじゃないか?』

『ボスにバレたらヤバくないですか?』

『1人くらい多めに見てくれるだろ』

『それもそうだな』

男たちの目つきが変わった気がした


『なぁファリス この状態はまずくないか?』

『そうね助けに行きましょ』


俺とファイスは静かに回り込んだ

そして4人のうち2人は無力化することが出来たが

1人の男が俺の腹にナイフを刺した


『誰だお前ら俺らがどこの者なのか知ってて来たのか?』

俺は腹に激痛を浴びながら

『あー知ってるよ 月の狼だろ?』

そう言って男の太ももにナイフを刺した

刺された男は倒れてもがいている


そしてこのグループのリーダーだと思える者が言う

『腹を刺されても普通に立っているなんてすげーなお前』

そして俺は刺された傷口を見せて誇らしげに言った


『俺は不死身なんでね』


男は驚いた

『不死身だと……』

男は笑った

『こいつはすげ~ レアスキルもちじゃね~か

しかし切り札をバラしちゃうとは お前素人か?』


確かにと思ってしまった

ファリスは顔を抑えて呆れていた


『切り札を見せてもらったから俺も見せてやる』

そう言うと両手を高速で擦りだした


何やってるんだ?

どんなスキルが来るのか身構えていると

急に眠気が襲ってきた

ファリスは倒れた


これはヤバい


そう思いながら俺も倒れた




気が付くと激痛が走った

『痛って!!』

ここはどこだ?

どうやらまだ馬車の中のようだった

両手両足は縛られていて動けない

ファリスも縛られている


『おいおいマジで不死身じゃねーか 傷の再生力がすげー』

『これは女よりもボスは喜ぶんじゃねーか?』


『急いで帰ってボスに報告しようぜ』

楽しそうに男たちは笑っていた

『これをさっさと解け』


『あ?今の状況がわかってねーみたいだな素人』

鋭い目で睨んできた

『さっきはよくも足にナイフを刺してくれたな』

そういうと俺の足にナイフが刺さる


激痛が走る


まだ目が死んで無いな

到着までそいつを刺しながら遊ぼうぜ



その言葉を最後に俺の意識は消えていった




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