リト・ダグラスと言う男
この世界は最高だ
人は馬鹿ばっかりだ
好きな女も遊び放題
しかも 人身売買もOKとか 金にも困らね~
俺のスキルとの相性も良い
逃亡も強襲も反撃も
俺の周りに馬鹿なやろうどもがいるだけで人生ハッピーだ
笑いが止まらね
女もだいぶ増えてきたな
維持費を考えると増えすぎても 困るからな
適度に楽しんだら売って金に
それでも売れない場合は俺のスキルの餌食に
我ながら完璧だ
こいつがファリスとかいうやつか
なかなかべっぴんじゃねーか
『おい お前ケアとはどういう関係なんだ?』
女は口を閉ざしている
『さっきまでケアと遊んでたんだが聞くか?あいつおもしれーぞ 腹にはハンマーぶちかましたら口からドボドボ血を吐いててな 傑作だったぜ』
『やめて!!彼を解放してあげて』
半分泣いたような顔でリトを見つめる
『あ?あげてだと?あげてくださいだろ?お願いする態度も知らないのか この世界の住民は』
『助けてあげてください お願いします……』
男はニヤリと笑い
『誠意を見せてくれないとな 誠意の見せ方も知らないとは言わせねーぞ』
するとファリスは立ち上がりゆっくりと服を脱ぎ始めた
リトは笑いながら見ていた
しかし 通路が騒がしい
『おい お前何をしている』
叫び声と悲鳴が聞こえてきた
なんだ?
と目を凝らしてみると見張りの兵が走ってこっちに走ってくるのが見えた
『お前なにやってるんだ?ケアはどうし……』
近くまで来るとリトの溝にナイフが刺さった
『お前 くそ……』
リトは逃げて行った
追撃をしようと思ったが ファリスと目が合いホッとした
『ごめん 遅くなって 大丈夫?』
牢屋から解放するとファリスは泣いていた
『無事でよかった』
『無事でよかった』
二人の声が被った
クスっと笑い
『俺はリトを追いかける ファリスは奪われた装備と他に捕まってる人の解放をして、
ここにいたメンバーはほとんど倒しておいたから大丈夫のはず』
その時のケアの目は少し怖く感じた
『わかったわ ケアも気を付けて』
そして2人は別々に走り出した
リトは大量の血を流しながら走っていた
『くそ どうやって逃げ出したんだ アレを使うか?いや まだだ まずは兵を集めよう』
通路にあったパイプを開けてリトは叫んだ
『全員ポイントTに集合!!』
その号令はケアにも聞こえた
ポイントT?
どこかはわからないが残党兵が向かう方向に行けばリトもいるって事か……
しかし 敵が増えすぎると厄介だな……
ケアはリトの追跡を諦め ファリスと合流するために引き返した
『ボス どうします?あの不死身 商品と一緒に逃げちまう』
リトは言った
『そうだな このままだと逃げられちまう
これも誰のせいだ? そうお前らだ お前らには死ぬ気であいつらを捕まえてもらう』
メンバーは活性をあげて言った
『もちろんですよ ボス 俺らにまかせてくだせい』
そういうとリトはため息をついて言った
『お前らはいつもそう言ってミスをする 俺はお前らを信用できなくなってるんだ……』
静まり返るメンバー
『では どうすれば良いのですか?』
1人のメンバーが言うと
リトはそのメンバーの方に手を乗せて言った
『お前らは今から俺の犬になる』




