表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ニートの俺が家を追い出されたと思ったら推しの人気アイドルと同棲生活を送ることになった件  作者: カルラ アンジェリ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/11

8話 ショッピングタイム その2

「うわ、結構多いし、服はどれがいいかマジでわからないかも」


長年ニートをやってきただけあって、服のセンスは壊滅的に衰えている。

その俺にこの服の山から何がいいか選ぶか何て至難の技だ。


「サリーちゃんは男性に着てほしい好みとかある? それに合わせるけど」

「うーん。そうですね……でも私結構ヲタク趣味なのでヲタク臭くなるかもですよ。それで大丈夫です?」

「そうなの? サリーちゃんインスタとかの服も結構オシャレだけど……」

「多分それ、お母さんが選んだ物ですよ。お母さんはセンスがいいのでたまにアメリカから日本に来たときに選んでもらってます。私は結構ヲタっぽいのチョイスしがちです」

「へえ、意外。でもまあそれでもいいよ。サリーちゃんと一緒に過ごすんだし、サリーちゃんの好みならそれが一番だと思う」

「何だかそう言われると照れますね」


サリーちゃんが珍しく顔を赤くしている。

でも嬉しそうだし、サリーちゃんがうれしそうにしてるならそれが一番だ。


「じゃあこういうのとかどうです。カッコいいですよ」

「そう。じゃあこれにしようかな」


サリーちゃんが選ぶ服は全体的に黒っぽい服が多い。

中二感が強い気がするけど、サリーちゃんがこういうのが好みならそれで構わない。


「これから暑くなるので夏物中心でいいですよね。秋冬はまたその時でいいですか?」

「うん。それで全然いいよ」


サリーちゃんが選んだ物をいくつか持って試着室へ。

それを着てサリーちゃんに見せるが……


「これ……ダサく無い?」

「そんなこと無いです。遊くん素敵ですよ。カッコいいです」

「そうかな? 30超えてこのセンスはちょっと恥ずかしい気もするけど……」

「何を言うんですか。ロックな人はおじさんでもファッションは中学生のセンスです。ファッションに年齢はありません」

「そう。まあサリーちゃんがいいならいいかな」

「はい。お願いします」


実際サリーちゃんと一緒にいる時間が一番長そうだし、サリーちゃん好みに合わせるのが一番かな。

そう思うと意外と抵抗は無かった。


その後下着とか普段着も適当に選んで主なショッピングは終了となる。


「終わったね。これからどうする?」

「夕食の買い物していきません? 今日は遊くんの好きなもの作りたいです」

「そう……何にしようかな」

「あっ、でも難しいものは無理ですよ。私料理はそこまで得意じゃないので」

「OK。じゃあ……お昼肉料理だし、魚料理にしようかな」

「何か種類は希望あります?」

「特に無いよ。サリーちゃんの得意な魚料理で」

「分かりました」


そうして俺とサリーちゃんは一階のスーパーのところへと向かう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ