プロローグ
ROMからRAMになってみました
さて、皆さんに問いたいと思う。
朝、目が覚めた時に最初に目に映った光景が見た事も無いレンガの天井なら何をするか?
その時、普通の人ならただ驚くかもう一度寝ようとするだろう。だがネタがわかる人は勿論こう呟くだろう
??? 「知らない天井だ…」
その瞬間だった、右側にあった木の扉が開いて外から白いよれよれのTシャツに中学校で使用されていそうなジャージのズボンを履いた無駄に神々しい(主に頭が)ジジイが出てきてこうほざきやがった
ジジイ 「(´^ω^`)ワロチ」
??? 「え?………誰?
てか、聞かれてたの?……恥ず…」
???が悶えているとジジイはベッドのそばにあった椅子に座り、怪しい宗教団体の教祖の様な事を言いだした
ジジイ「神様じゃ(ドヤァ」
その時???はこう思った。
俺の人生はここで終わりなのか?この後は怪しい薬でも飲まされて子供にされてしまうか、洗脳されて金を搾り取られるてしまうのだろうか?
???が思考にふけっていると
神(自称)「そうゆう集団も居るがの…」
と神と名乗るジジイが呟いた
???「え?読心術?そんなバカな…3日間練習しても出来なかったぞ…」
※彼は厨二病を一度患っています。
神(自称)「神様だからの、これで信じてはくれんかの?」
???「ダメだ、俺は信じないぞ。信じてしまえばそれこそあの時の様に…」
※彼は昔ラブレターを使ったドッキリに引っかかっています
神(自称) 「せっかく、おぬしの願いを叶えて上げたんじゃよ?」
記憶力の乏しい???は頑張って思い出す。
俺の願いを叶えた?願い事なんかしたか?
あぁ、昨日の七夕で書いた願い事が異世界転生だからか?
ゼウス「そうじゃ、それに最近この世界の様子がおかしいからの、おぬしを送ることにしたんじゃよ。
自己紹介がまだじゃったな、儂はゼウスじゃ」
??? 「マジで?マジで神様?」
ゼウス「本当じゃよ、安倍 一君」
ハジメ 「マジで神様なのか?それなら、これから俺の人生はハーレム街道まっしぐらだぜ。ぐへへへ……」
この時の彼を見た人は皆口を揃えてこう言うだろう、あぁイッちゃってんな、と。
彼が妄想の世界にフライアウェイしている最中にゼウスはズボンのポケットから明らかに収納出来ないような厚さの本を取り出し、一に手渡した。
ハジメ 「なにこれ?」
一が尋ねるとゼウスは凄い笑顔で
ゼウス 「説明書じゃよ。この世界の簡単な事が書いてあるから参考にするんじゃぞ。」
ゼウスはそう言うと立ち上がり、先程自分が入ってきた扉を開けた
ゼウス「おぬしがこの世界で生きるのに不自由しないように元から持っていた才能を引き伸ばしたり、色々と手心を加えておいたからの。後は好きなように生きればよい。」
一はベッドから立ち上がり説明書片手に扉をくぐりゼウスにお礼を言おうと後ろを振り向いたが、部屋の中には誰もいなかった。
適当に進めていきます