【漫才】子育て
ゲラゲラコンテスト2応募作品です。よろしくお願いします。
ボケ 「それじゃ俺赤味噌やるから、お前注がれるお湯な」
ツッコミ「はあ!?」
ボケ 「な! な!」
ツッコミ「あ、おう」
ボケ 「……」
ツッコミ「……」
ボケ 「……いややってって」
ツッコミ「じょぼぼぼぼぼぼ」
ボケ 「はあ?」
ツッコミ「溶けるとかしろよ赤味噌野郎!!」
ボケ 「いや無理(笑)台本にないことしないでくれませんか(笑)」
ツッコミ「こっちのセリフだわ!!」
ボケ 「子育ての話だったわ(笑) インスタントも手抜きじゃないって言いたいわけですよ」
ツッコミ「ああね。昨今のね。手抜きとかすぐ言う奴ね」
ボケ 「ポテトサラダとか」
ツッコミ「そうそう。あとは唐揚げとか……」
ボケ 「ミッション:インポッシブルとかね」
ツッコミ「トム・クルーズのスタントの話!?」
ボケ 「子育ての話だったわ(笑)」
ツッコミ「頼みますよ本当に」
ボケ 「いや真面目に興味あるんだよね。最近は専業主夫とかもさ」
ツッコミ「はいはい」
ボケ 「そういう新しい流れの中で、俺父親をやってみたいって思ってんの」
ツッコミ「令和の父親を」
ボケ 「試しにお母さんやってもらっていい?」
ツッコミ「いいでしょう」
ボケ、本を読みはじめる。
ボケ 「なるほどなー。先人に学ぶべきだなあ」
ツッコミ「あなた、何読んでるんですか? もしかして…子育て。きゃっ」
ボケ 「ばっ! ちがう! なんでもない!」
ツッコミ「あらあら、恥ずかしがっちゃって。ちょっと見せてよ」
ツッコミ、本を取り上げて。
ボケ 「パパ活完全攻略マニュアル あの制服の脱がし方」
ツッコミ「エロ本だった!」
ボケ 「だからちがうと言っただろ!」
ツッコミ「偉そうに言えることじゃない! ダメダメもうちょっとまともな本読んでください!」
ボケ 「無職転生」
ツッコミ「それ言うほどまともじゃねえよ! 子育ての本だよ! たまごクラブとかあるだろ!?」
ボケ 「あーね」
ツッコミ「あーねじゃないよまったく、もう一度さっきのとこからな」
ボケ、本を読みはじめる。
ボケ 「なるほどなー」
ツッコミ「あなた、何読んでるんですか? もしかして…たまご…きゃっ」
ボケ 「実は……そうなんだよ」
ツッコミ「あら、素敵。よかったら一緒に読んでも」
ボケ 「もちろん。ほら見て、百七十度でじっくりやるんだ」
ツッコミ「子供を!?」
ボケ 「確かに子供と言えるかもしれない」
ツッコミ「えっえ!?」
ツッコミ、本を取り上げて。
ボケ 「玉子焼きクラブ」
ツッコミ「紛らわしいにもほどがある!」
ボケ 「料理の基本といってもいいからねたまごは。専業主夫への第一歩だね」
ツッコミ「もういいわ!」
ボケ 「いやまだよくない。俺は子供を抱きしめたいんだ」
ツッコミ「お、おう」
ボケ 「お前に俺の子供になって欲しい」
ツッコミ「若干言い方が気持ち悪いがまあいいでしょう」
ボケ 「言うなれば俺はお前を抱きたい」
ツッコミ「どんどん気持ち悪くなっていくのはなんなんですか」
と言いつつ、ツッコミはボケにお姫様抱っこされる。
ボケ 「これが我が子の重みか…」
ツッコミ「……」
ボケ 「いや赤ん坊っぽいことやってって」
ツッコミ「ふぎゃあ、ふぎゃあ」
ボケ 「なんか嘘くさいんだよなあ」
ツッコミ「そんなこと言われても」
ボケ 「漏らすとかしろよ赤ん坊野郎!!」
ツッコミ「こいつ…! こいつ…!」
ツッコミ、苦渋の表情で。
ツッコミ「……じょぼぼぼぼぼぼ」
ボケ 「はあ(笑)もしかして漏らしちゃったんですか? オムツ変えたげましょうね(笑)」
ツッコミ「もういいわ!」
ボケ 「いやよくないよ濡れたまんまじゃヤーヤーだよ?」
ツッコミ「いやもういいわ! いい加減にしろ!」
ツッコミ、ボケから解放されて並び立つ。
二人 「ありがとうございました!」




