暇を持て余した人々は魂をゲームに売った
人々は仮想現実と拡張現実を我がものとして地球とは異なる世界をインターネット上に作り上げた。そこはオーバーワールドという名前が付けられ、様々な人が様々な世界を作りあげた。そしてその世界から出ることなく生きていけるようにもなった。その中でも、とある研究者が作った世界が注目を集めていた。それはファンタジーMMORPGをコンセプトにした世界で、当然人ならざる者も住み人間と共存している。これはその世界で生きる人の物語。
第一章
第一幕 「ログイン」
2020/05/20 00:59