初任務
城を後にした俺たちは他の組を追うように東の森へと入った。
ーーー東の森入口ーーー
入ってすぐに隣で歩いている彼女はハッと何かを思い出した様に話し始める。
「そういえば、私の名前を教えてなかったね
私の名前はセレーネ・アリア
呼び方はどっちでも構わないよ
あと戦闘は術しか使えないからよろしくね」
そう言うと次はあなたの番よと、俺に振る。
「あー、えっと俺の名前はリオス、リオス・ノルマ良くリオって呼ばれる
俺も見ての通り剣で戦うけど術は全く使えないんだ
一応モンスターとの戦いも慣れてるからを足手まといにならないように頑張るよ」
「うん!頼りにしてるね」
お互いの自己紹介も終わり、森の奥へと進む。
ガサガサガサガサ
歩いて行くと茂みから魔物が飛び出してきた。
「1、2、3、、6。
いきなり6体か確かこの魔物は」
そう俺が口ずさむとセレーネが横から
「フェリン、鳥タイプのモンスターね」
‥ただ色が違う様な気がする最近森にモンスターが繁殖してるのと関係があるのかも‥
セレーネは少し険しい顔をしてモンスターを見て言った。
「ちょっと腕がなりそうだな数もいるし、けどこんなモンスター見かけたこと無いような」
剣をとり戦闘態勢に。セレーネもすかさず術で武器を呼ぶ。
妹のアリエスも術使いであり、良く森へ行ってはヴェルツとアリエス3人で腕を試しに行ったものだ。
「1!2!3っ!」
お得意の剣術でモンスターを倒す。
「イグニス!」
セレーネも続けて敵を倒す。
「リオ中々やるのね」
「まあ昔からモンスターとは少し闘ってたから」
お互いに得意げに話す。
その後も続けて残りの敵を倒した、敵を倒すにつれ森の奥まで行ってしまい、元に来た道を戻ろうとするが、セレーネは何かに足をつまづいてしまった。
「うっ、、」
一瞬リオスの脳にフラッシュバックが起きた。
「待って、嘘でしょ」
セレーネがつまづいてしまった正体は