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異世界へ――。……1

お初の方は初めまして。久しぶりの方はすみません、及川と申します。

色々と書く事はありますが、それは後書きにて。


 僕は神に愛されている――なんて言ったら、人はどういう反応をするのだろうか。

 うわっ、この人痛い……だとか、ナルシスト乙! くらいだろうか。

 少なくとも、そんな言葉を真面目な心境で聞いてくれる人間はいないと思う。

 まぁ、僕としてはどうでもいいけど。


 だって僕は――――神に愛されているのだから。






「由希ぃぃ! 死にさらせぇぇ!!」

 何時もの朝、まだ新しい制服を身に纏いながらも僕は学校を目指して歩いていた……のだけど、聞き慣れた雄叫びが聞こえたので仕方なく振り返る。

「のわっ!?」

 振り返った先には、道路の真ん中で地面と熱いキスをしている、悪友なのか親友なのかいまいち判断に困る人間――織野鏡(おの かがみ)――がいた。

「くそっ、また失敗した!」

 そうやって地面をごろごろ転がる鏡君は不審者に値するのだけど、振り返って後ろを見るという行為に疲れた僕は、彼を置いて学校に向かう事にした。

 因みに、鏡君が成そうとしている行為はこれで通算十七回目であり、全て失敗に終わってる。

「何で由希を殴れないんだ!?」

 ぶっちゃけ……というか、僕が生まれた時から持っている素晴らしいのであろう能力というか、肩書きというか、僕もよく分からないのだけど、取り敢えず僕は神に愛されている。

 僕に殴り掛かって、無様……悲しくも地面に横たわっている鏡君を見ても分かる通り、全ての人間及び現象は、僕に危害を加える事が出来ない。

 実際『南極を全裸で、飲まず喰わずの一年間!』なんて企画があったら、僕は生き残る自信がある。

 僕みたいな人間は稀で、神の愛娘っていうらしい。僕の場合は息子だけど。

 あー……でも、よく考えたら稀じゃないな。

 だって、稀って事は珍しいけど他にも在るって事で、でも普通は死なない人間なんて存在しない。つまり、僕は世界で唯一死なない人間ってこと。まぁ、死なない人間の事を人間って呼んでいいのかは、僕の知った事ではないけど。

「だぁーー! もうヤケだ。死ね由希ぃぃ!」

 鏡君はヤケになる程僕に危害を加えたいらしい。

 ……どうせ僕には当たらない。

 鏡君の相手をするのに疲れた僕は歩みを再開させる。

 僕とて暇人ではない。一応、本当に一応ではあるが、僕は剣道部に入っている。今まで一本を取った事は一度もないけど。

 ――ごしゃ。

 突然聞こえて来た鈍い音に、流石の僕も振り返り――

「――え?」

 ――頭の中は疑問符に満たされた????

はい、ではここから先は『鬼姫』を知っている方のみで。


取り敢えず作者、死んでました。が、ちょい前に復活しましてですね、リハビリも兼ねて新作を書こうかなと思いつき、今に至ります。

『鬼姫』の方は、あんまりストーリーとか覚えてないので、ちょっとずつ書いて行きたいと思います。

では、今年もよろしくお願いします!(b^ー°)

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