写真撮影は恥ずかしい
10月末のある日。
結婚相談所側のミスで卒業証明書の入手に時間がかかることがわかり、その間にサイトに表示するための写真撮影がやってきた。
コーディネーターに選んでもらった服を着て、指定された撮影スタジオに向かう。
撮影スタジオは受付と撮影エリアが背景や備品違いでいくつかある場所だった。
幸い短髪なので、髪型調整もなく撮影に挑むことになった。
希望の背景はあるか聞かれたけれど、そんなものあるわけない。
カメラマンに任せて選んでもらい、指定された場所に立つ。
まずは左手の親指だけをズボンのポケットに入れて握り、右手は外に出して軽く握る。
その状態で真剣な表情、口を閉じた状態の笑み、歯がしっかりと見える笑顔の3種類を指定された。
それを左右の手を入れ替えたパターンも撮影。
カメラマン曰く表情作るのが上手いから撮影が楽ですとのこと。
おじさんだから色々磨かれてるんです(願望)。
撮影が終わると写真のチェック。
そしてそこから選んだものを相談所のサイトに載せることになる。
しかし、普段から写真を撮ることもなく、撮られるとしても変顔したり目の横ピースの古き良きアイドルポーズばかりしているおじさんには、自身の写真を見るのが辛かった。
別に気持ち悪いとかではなく、単純に見慣れてないだけだが。
そして選別の結果、歯の見えない笑みと見える笑みの2つを選んだ。
真顔はちょっと怖い印象を受けたためだ。
多少なりとも笑顔の方が抵抗は少ないし、自分が女性の写真を見るとしても真顔は怖いと感じそうだ。
写真撮影を終えて徒歩で移動していると、途中でアドマイヤジャパンとYogiboのコラボで、アドマイヤジャパンを近くで見れるイベントがあった。
初めて馬を近くで見たけれど、目がとても綺麗で毛もキラキラしていた。
牧場に行ってみるのもありかもしれない。
ちなみにアドマイヤジャパンを人混みの後ろから見ようとしていた女性が背伸びをしていて、伸ばされた足がとても綺麗だったことも印象に残っている。