5歳の子供になった42歳の俺は女好き!
俺は、『曽我 斉二』42歳、仕事はこの歳でフリーターだった!
お金があれば、女好きの俺は、女の子がいっぱいいるお店でお金が
あるだけ使う男でね!
俺は、バチが当たったのか、、、?
お酒に飲まれて、スナック帰りの夜道で車に轢かれて死んでしまった!
正直、凄く俺は、後悔していたんだ!
本当は、自分の家族を作って愛する奥さんや子供たちと1度でいいから!
そんな生活をしてきたかったのに、、、。
俺は、42歳というのに、、、。
安定した職にもつかず、プラプラとのらりくらりと生きてきたように感じる。
そんな俺の人生は、、、?
たった、42年間という短い生涯だったんだ!
もし、、、?
もう1度! 俺が生まれ変わったら? 今度こそ! ちゃんとした人生を
歩んでみたいんだ、、、!
【キィーーーーーーーーーーーーーー!!! ドーーーーーン!!!】
俺は、即死だった...。
▽
・・・次に、俺が目を覚ますと、、、?
こんな声が聞えたんだ!
『咲ちゃん! もう、朝よ~早く起きて!』
『えぇ!? 咲ちゃん?』
綺麗な女性が俺の部屋に急に入って来て! こう言ったんだよ!
『えぇ!? お姉さん! 誰?』
『何を言ってるの! ママでしょ! 今日も寝ぼけてるの、、、?』
『えぇ!? ママ?』
『そうよ、早く! 顔を洗ってらっしゃい! 朝ごはんも出来てるわよ!』
『・・・あぁ、ううん。』
『なんだか? 今日の咲ちゃん、おかしいわね!』
『・・・・・・』
*
ひょっとして、俺は、、、!?
生まれ変わったのか、、、?
部屋にあった、鏡に自分を映し出してみると、、、?
『えぇーーーーーーーーえええ!!! 子供じゃん!!!』
幾つぐらいなのか、、、?
でも、産まれたてじゃない!
生まれ変わりなら、“俺は赤ちゃん”になっているはずだ!
・・・それなのに、3歳? 4歳? 5歳ぐらいかな?
結構! 大きくなってる男の子じゃないか、、、!
俺は、一体!? 何処の誰に、なったのだろう、、、?
▼
正直、初めは、、、。
ぎこちない感じで始まった慣れない俺の体だったが、、、!?
次第に、分かって来る事があったんだよ!
俺は、何かあるたびに、、、。
【ママー! ママー!】と言っては、この俺の知らない女性に抱き着く!
小さな俺は、丁度女性の柔らかい部分に顔をうずめることになって...。
それが、異常なほど気持ちがイイ。
ただただ、それが幸せで何回もするんだよ、、、。
勿論! ママがいればパパもいる事も分かったが、、、!
気の弱そうな、男がどうやら俺のパパらしい!
『なあ、咲! パパとキャッチボールでもしないか? 家でゲームばかり
していたら、、、? ママに怒られるぞ!』
『えぇーーーーーえええ!!! ぼくはお家でゲームの方がイイよ~』
『・・・そうか! それじゃ~パパとゲームで対戦しよう!』
『あぁ! いいよ~!』
俺は、この男に一ミリも手加減せずゲームの対戦をして全部俺が勝ってやった!
俺は、相変わらず、、、!
【ママー! ママー!】と言ってこの女性に抱き着くのが日課になったんだ!
子供になっても、女好きは相変わらず変わらないもんだな、、、!
それと、幼稚園の女の先生に俺はべったり抱き着いて離れない!
俺好みの女の先生だからだ!
どさくさ紛れに、この先生に口にキスもしたりするよ!
子供はいいな~! これぐらいだと少し注意されておしまいだ!
▽
でも、ふと俺は亡くなる前の事を思い出したんだ、、、!
こんな事ばかりしていて、、、。
俺は、本当にいいのか、、、?
俺が車に轢かれて死ぬ前の事、、、。
『自分の家族を作って愛する奥さんや子供たちと1度でいいから!
そんな生活をしてきたかったのに、、、。』
それを思い出した俺は、気持ちを入れ替えてやり直そうと決めたんだよ!
今まで、俺が入ったこの男の子がどんな子だったとか、、、?
パパとママに話を聞いたり、幼稚園でも先生にこの男の子の事をさりげな
く聞いてみたりして、、、。
俺は、少しづつこの男の子に近づいているのかな、、、?
でも、、、?
何故? 俺は、この男の子の肉体に入ったのか?
この男の子の中身は、何処に行ったんだろう?
この先も、この男の子の体を借りていられるのかな、、、?
でも! 俺は、次こそ!
【絶対に! やり直す!!!】
そう、決めてんだ、、、!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。