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時き継幻想フララジカ 第二部 『乱界編』  作者: ひなうさ
第十六節 「銀乙女強襲 世界の真実 長き道に惚けて」
62/329

~第十六節 設定集~

登場人物・登場物の紹介


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剣聖けんせい(あるいはソードマスターetc…)

『あちら側』の世界において最強の魔剣使いと言われる「三剣魔」の一人にしてその中でも頂点と言われた存在。現在おおよそ320歳。命力による延命に次ぐ延命で生き続けているが、今なお常人とは比べられない程に強靭な肉体を誇る。身長は232cm。

粗暴で面倒くさがり、おまけに戦闘狂であるが、隠れた優しさを見せる。

二つの世界が合わさり変容事変が発生したその日、変容した渋谷に突然現れた魔者から逃げる勇と茶奈の前に現れた彼から魔剣を受け取る事で二人の戦いは始まった。

それから幾度となく勇に助言を与え、時にはぶつかり、彼の成長に大きな影響を与えてきた。

1年前の戦いで心臓に致命的なダメージを追いつつも自身と茶奈の命力を使いかろうじて生き延びる事が出来た。現在は都内の病院にて鋭意治療中、最近はようやく面会も可能となり本人も元気になってきている模様。ただしまだ無理は禁物と言われ車いす生活を余儀なくされている。

入院生活で身体能力はかなり落ちたが、それでも有り余る命力によりその肉体は十分復元可能。彼が復帰する未来も近い。


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ラクアンツェ=イルゾ=ルアルッファ

『あちら側』の世界において最強の魔剣使いと言われる「三剣魔」の一人にして「鋼輝妃」の異名を持ち絶対防御の力を誇る屈指の魔剣使い。年齢は剣聖と同じ。身長は191cm。

普段は気品のある貴婦人の様な大人の立ち振る舞いだが、時折お調子者にも見える言動も。

全ては自信からであろうか、彼女が慌てる様な姿は想像できない程に行動全てに余裕がある。

二つの世界が合わさる前からその可能性を予期していた存在。(第一部プロローグ参照)

彼等三剣魔は元々「フララジカ」を止める為にその力を鍛え続けてきた。彼女曰く「フララジカを止めて世界を戻す事は可能」との事……その結論に至った事に関してはまだ公表していないが確証はある様だ。

彼女の所有、もとい装着する魔剣「ウーグィシュ」は自身の肉体と同化させる事で半永久的に装着を余儀なくされる魔剣。これにより延々と魔剣に触れ続けなければならない事となり、体を動かす為にも命力を使い続けなければいけなくなるリスクを負う。しかしこれによって享受される力は絶大で、12個の命力珠から構成される防御能力は剣聖の攻撃すら防ぐ事が可能とされている。

予知能力も彼女のなんらかの力ではあるというがそれが何かはまだ不明。


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安居やすい トモコ

一般公募により魔特隊本部で働く事となった料理長。現在44歳。

公募とは侮るなかれ福留が目に付けた逸材とも言える存在。

外国語が喋れたりするわけでは無いが、口の堅さは定評がある様で……それが彼の目に留まり今回の採用となった。

横柄も横柄なドでかい横腹を持ち全体的に重そうな体を有するが、そんな事など関係なく手馴れた手つきで本部に住み込みのメンバー達の為に料理し提供する。

大柄だが性格も大柄で、この世界の事に疎い魔者であろうが普通の人となんら変わらない対応で接してくれる。

彼等にとってきっと安心できる存在の一人となるであろう。

彼女の作る唐揚げは泊まり込みの人々にとって待望の一品とも言える味を誇る。


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日比野ひびの 晋作しんさく

勇の家のある町の隣町にある日比野道場の道場主であり、勇の中学時代の剣道の恩師。現在58歳。

現在でも剣道の道を自分なりに極める為に弟子たちと共に日々鍛錬に励む。

年寄りではあるが変にプライドは持っておらず、勝負の勝ち負け等にははっきりとした結果を望む。負けた際には自身の原因を追究し敗北の理由を自身の力に変える意思を持っている辺り、この歳でも今だ成長の余地がある柔軟性を持つ。

人を成長させる事にも余念がなく、人を惹きこむ力を持つ。

勇がアンディとナターシャに師と呼ばれ、人の教え方を学ぶ為に彼の下を訪れたが……その厳しさを間接的に伝えられる事となった。


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おわりトはじまりノ書

剣聖達が幼少期に偶然手に入れた古代書。

そこに記されていたのは古代に起きた人間と魔者と天士の伝説であった。

何が真実で何が虚実なのか、それは誰にも分らない。

ただ、今起きている事が真実であるのであれば、この書に書かれた事が事実である事の他ならない。

書に書かれた「フララジカ(双世界)」が成就された時、世界は終わりと始まりを迎える。

それが何を意味するかは誰にも分からない。


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グランドサーキット

静岡県山中に設営されているレース場。

F1等の大型レースにも使用された実績があり、その規模は非常に大きい。

今回魔特隊杯の為に貸し切り、レースの為に魔特隊の予算でコースセッティングを独自に行った。

勿論関係者以外は立ち入り禁止であり、レース関係者だけの余興としてこの場所で今回の催しが行われた。


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