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2 体験レッスン


 次女りぃは大号泣しました。


 やはり、ワガママ末っ子二歳児に山派はキツい。


 エレクトーンさわりたい、みんなとピアノの前で歌いたい。


「やぁにゃぁあああ!!」


泣き叫びながら教室を退散しました。


「うさぎ、一人にする。ゴメン。りぃが泣いたからママ出るね。大人しくなったらすぐ戻るから」


 とうさぎに伝えて出てきました。先生が私と目を合わせて頷いていたから、よくあることなのでしょう。


 七、八人くらいいる周りの子はみんなママと一緒なのに、うさぎだけが一人。かなり胸が痛みます。


 しかーし、りぃが泣いてたら他の子にはジャマでしかない。勇気ある撤退です(使い方間違えあり)。受付のホールで根気強くりぃの癇癪に付き合い、うさぎの教室であることと、りぃもうさぎと一緒が良いんだよね、と宥めすかします。


 受付のお姉さんからも慰めのお言葉を頂戴し、りぃ復活。


 教室に戻ったら、うさぎは一人で頭を左右に動かしながら手拍子のリズムをとっていました。うさぎが立派なお姉ちゃんに見えました。


 りぃはうさぎと同じイスに座ります。ママのお膝には、もう乗ってくれません。軟体生物化してすり抜けます。そして、ママのお膝だと泣くぞアピール。


 面倒になって、うさぎと同じエレクトーンのイスに座らせました。


 かのCMで有名な『池の雨』ドイツ民謡をドレミで歌う長女を見られなくて残念でした。


 ママはドアの外から聞いてたよ! うさぎの声、ママに届いたよ! と言いましたが、本当は声の聞き分けなんて出来ません。



 幼稚園の近くの教室だからでしょう。半数近くが知っている顔ぶれでした。友人ではないのですが。はい。知人でもありません。うさぎのお友達は二人いました。一緒に来た子とたまたま会った子。



「ピアノ、やる!」



 うさぎには体験レッスン、楽しかったんだと思います。うさぎが決心するのはとても早かったです。


 体験レッスンしたのは、三月末の日曜日でしたが、もう土曜日クラス午前も午後も予約でいっぱいでした。あと、なぜか水曜日の夕方四時からのクラスも満員。前評判の良い先生なのでしょうね。その他の月火木金はガラ空き状態でした。


 一緒に来たお友達と曜日を合わせて月曜日に決定。もう一人の子のお母様は(レベルの低さにドン引きしてた)他の教室と悩んでるからと保留にしてました。


 始めの三ヶ月くらいはドレミの三音しか弾かなそうですからね。そのペースで進むと考えたら分からなくはない、です。

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