表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

真夜中の散歩

少年Aは犬を連れ真夜中、散歩をしていた。

その犬は前に進もうとしなかった、そのため、少年Aは引きずるようにその犬を連れ歩いた。

少年Aは歩いてる最中考えていた、この夜に大声で叫べば、辺りは一体どういう変化が起きるだろうか、と。

少年Aは犬を見つめながらにっこりと笑い息を大きく吸い込んだ。

しかし、少年Aは息を全て吐いた。叫べなかった、いや、叫ばなかったのだ。叫ぶ条件があまりにも満たしていなかったのだ。

少年Aは歩き続けた、考えながらも。

今度は、少年Aは公園のど真ん中で寝ればどうなるかという事を思い

浮かんだ。公園のど真ん中で寝れば通行人はどんな反応をするだろうか。少年Aは大の字の姿で公園のど真ん中で寝た。

しかし、真夜中の公園には誰一人おらず、結局は注目もされずに

少年Aは寝続けた。犬もまた公園のど真ん中で一緒に寝そべった。

「ココ、こんな真夜中に一緒に寝るのも悪くないよな」

少年Aとココは真夜中の公園のど真ん中で寝そべり、そして、日にちが変わった……………


≪臨時ニュースです、捜索中の綾瀬小恋あやせここさんが死体の姿で発見されました。また、一緒にいた男は公園のど真ん中で寝ており、綾瀬さんの首に犬用の首輪を付け、自宅から公園までリードを付けたまま引き連れたとの情報です。ええ、続いてのニュースです。≫


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ