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傷心 6
アキとゆいは、午後から買い物に出掛けた
洋服を見たり、家具を見たり、雑貨を見たり、ペットを見たりと何軒もお店を回り、沢山買い物をした
ゆいも初めは気が乗らない様子だったが、次から次へと買い物をしていた
二人は両手に荷物を抱えていた
『ねぇー、ゆい
どっか入ってご飯食べようよ』
「うん、そうだね
疲れたし、お腹も空いたしね」
ゆいはだいぶ元気になっていた
二人はイタリアンレストランに入った
「アキ、このお店雰囲気いいよね
ワインでも呑もうか」
ゆいは笑っていた
『ゆい…
そうだね、ワイン呑んじゃおっか』
二人はちょっと優雅にコース料理とワインを注文した