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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
傷心
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傷心 5


ゆいも笑顔になり、二人は朝食を食べ始めた




『ねぇー、ゆい

今日は仕事も休みだし、買い物付き合ってよ』




「私は行かない…」





『いーから一緒に行こうよ

一人で行ってもつまんないからさ』




アキはこの日、無理矢理ゆいを街に連れ出した




ゆいと二人で出かけるのは久しぶり




…と言うよりも、アキ自身休みに出かけるのは久しぶりだった




きっと、何かきっかけがないと、今日も仕事をしていただろう…




ゆいには少しでも元気になって欲しい…





こうやって、出かける事で少しでも気晴らしになれば…





そんなアキの思いだった…



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