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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
戸惑い
90/143

戸惑い 33


怖い顔をしながら、書類を作っているアキ…



とにかく、必死だった



デスクの上で携帯が震えている。



携帯を見ると、ゆいからのメールだった。



「アキ…、私もうダメかも…

アキラはもう私の所には戻って来ない…」




アキはすぐにゆいに電話をした




プルルル… プルルル…




呼び出し音は鳴っているがゆいは出ない…




妙な胸騒ぎがした…




アキは仕事を途中で切り上げ、バックを持った



『課長、お先に失礼します』



課長がお疲れ様を言う前に、アキの姿はなくなっていた。



会社を飛び出したアキは、ゆいの事が心配で仕方がなかった



『ゆい、今行くからね』



タクシーを拾って、ゆいの部屋に向かった




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