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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
戸惑い
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戸惑い 21


電話を切ろうとしたが、古田の話は止まらない。



「アキ、俺と別れようなんて思ってるんじゃないのか

だから俺を避けてるんだろう

俺は絶対に別れたりしないからな」



アキはため息が出そうになっていた。



『古田さん、今は仕事の事で頭が一杯なんです』



アキの言葉に、古田は怒りをぶつける。



「そんなに仕事が大事なのか」



『はい、今は仕事が大切なんです。

私にとって、今は仕事が一番なんです。


古田さんなら、分かりますよね。


おやすみなさい』



アキはそう言って、電話を切った。



電話を切ったアキは、冷蔵庫からビールを取り出し、バルコニーに出た。



『今日は月が綺麗だな。


私は古田さんとどうしたらいんだろう…

別れたい?それとも、このまま関係を続けたいの?

自分で自分の事がさっぱり分かんないや』



ビール片手に空を見ながら考えていた…




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