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戸惑い 20
家に帰ったアキは、携帯を見た。
古田からメールが来ていた
「金曜日、仕事が終わってから会って欲しい
いつものレストランで7時に待ってる」
メールを読むと、思わずため息が出てしまう…
古田と会うのは、気が進まないのだ…
アキは古田に返事を返した
『ごめんなさい…
しばらく忙しくて、会う時間がありません』
返事を返してすぐに、古田から電話が掛かって来た
出たくはなかったが、このまま無視する訳にもいかずに電話に出た
「アキ どうゆう事だ
忙しいのは分かるけど、会う時間くらい作ってくれてもいんじゃないか」
古田は少し怒った様な強い口調だった。
『ごめんなさい…』
アキはこの一言しか言えなかった…
とても疲れていた…