表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の恋  作者: 雅-miyabi-
戸惑い
69/143

戸惑い 12


-昼休み-



「アキ、お昼行こう」



ゆいに誘われ、昼食を食べに外へ出た。




レストランに入ると、ゆいはすぐにこう言った。




「アキ…

今日の朝、アキラから連絡が来たんだ

一度会って話したいって」




アキは、昨日のアキラの話を思い出した。




『そう…、それがいいね』




余命の短い、病気の彼女のそばにアキラは居る。




「アキは話聞いたんだよね。アキラから…」




アキは一瞬、息を飲んだ




『私は聞いてないんだ

アキラが直接ゆいに話すって言ってたから』




"嘘ついてごめんね

でも、ここで私がアキラから話聞いたって言ったら、ゆいはすぐにでも話聞きたがるよね

私の口からゆいに話す訳には行かないんだ

許してね、ゆい…"




アキは心の中でゆいに謝った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ