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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
視線
52/143

視線 15


この日の二人は結局朝まで語り明かした




そして、改めて友達の大切さやありがたさが分かった様な気がした




一睡もせずに朝を迎えた

この日…



ゆいは今日一日会社を休む事になり、アキは一度部屋に帰ってから会社に向かう事にした




部屋に着いて、思い出した…




『一志』からのメールを…




アキはゆいの気持ちがよく分かる…




一志はアキにこう言った



『好きな人が出来た』




そう言って、アキの前から姿を消したからだ。




何故、今になって連絡してきたのだろう…




この三年、一度も連絡して来なかったのに…




『忘れよう…

このメールは一志じゃない…』




アキはメールを削除した




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