表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の恋  作者: 雅-miyabi-
迷い
35/143

迷い 16


仕事をしていても、やはりゆいの事が気になった…



帰り際のゆいの事が頭に浮かんで、アキはゆいに電話をした。




『ゆい…、一人で大丈夫?』




「うん、大丈夫だよ」



大丈夫と言っているゆいの声は、自分に言い聞かせている様に聞こえた。



『ごめんね…

一緒に居てあげられなくて…

今日、打ち合わせ入ってるから…』



言い訳をしている自分がいる様な気がした。



「大丈夫だよ

アキは仕事頑張って」



無理に明るく振る舞っているゆいの声が伝わって来た。




辛いはずなのに…




アキは自分を責めていた。



『そばに居てあげたい…でも、打ち合わせがある…

何でこんな時に…』




親友のゆいが辛い時に、仕事を選ぶ自分が腹ただしかった…




アキは心の中で、何度もゆいに謝っていた。




『ごめんね… ごめんね…ゆい』




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ