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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
迷い
29/143

迷い 10


驚いて、ボォーとしてしまい、慌てて返事をする




『あっ、はい

それは構いませんけど』



課長はとびきりの笑顔を見せた



「良かった

やぁー、さすが星川さんですね

女性をターゲットにしたこの企画は素晴らしいです

今回の僕の企画に取り入れようと思ってます

ありがとうございます」




『あっ、いいえ…

私の企画がお役に立てるのなら嬉しいです』




「星川さん

この企画について詳しい話を聞きたいのですが、今日の夜なんてどうでしょうか』




いきなり夜のお誘い…



じゃなくて…、仕事の打ち合わせです



『夜ですか…

はい、分かりました』




席に戻るとゆいが来ていた



『ゆい、おはよう

ちょっと聞いてくれる

私の企画が通ったんだ

ゆい…聞いてる…ゆい』




ゆいの様子がおかしかった…




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