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迷い 4
時々思う…
『私達は何のために一緒に居るのだろう…
このままでいいのだろうか…』
アキの中では、古田は恋人と言うよりも、会社の先輩と言うイメージが強く、二人で居ても、どこか距離を置いてしまう。
バックの中の携帯が鳴っていた
バックから携帯を取り出す
『あれっ!ゆいからメールだ どうしたのかな』
メールを見ようとした時、バスルームのドアが開く音がした
アキはメールを見ずにバックに携帯をしまった
バスルームからバスローブをはおった古田が出てきた
「アキ、シャワーいいぞ」
『うん、分かった』
ゆいのメールが気になりながらも、アキはバスルームへと向かった。