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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
空白の三年
134/143

空白の三年 5


次の日…




アキが目を覚ましたのはお昼過ぎ…




昨日、帰って来てから一人でお酒を呑んだ




一志の事を想いながら…




泣きながら…




アキはベッドの中でボォーっとしていた




『頭痛い…

昨日は呑み過ぎた…』




と時計を見る




『お昼過ぎてる…


まっ、いっか…、休みなんだから…』




真っ白な天上を見つめている




『一志…


私のためを思って黙って消えた…


話して欲しかったよ…


言って欲しかったよ…


待っててほしい…


結婚してほしいって…』




涙が頬を伝う…




次から次へと流れる涙…




アキはしばらく泣いていた…




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