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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
素顔
124/143

素顔 19


終わる事をひたすら祈っていたアキに、嬉しい言葉が聞こえた




「みなさぁ~ん

そろそろお開きの時間です。

この後は、二次会に行きたいと思います

二次会はカラオケでーす」




やっと終わりの時が!




「アキ、二次会行くよね」




とゆいに聞かれたが、アキはグッタリ…




『私はパス』




「えぇー!何でぇー!

一緒に行こうよっ、アキ」




『ごめん…、無理だわ』




とてもじゃないが、カラオケなんて歌える元気は残っていない…




「みんなぁ~!

カラオケに行きますよぉ~」




アキはゆいの背中を押して



『ゆい、行っておいでよ

私の事は気にしなくていいから』




そう言って、微笑んで見せた




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