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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
素顔
121/143

素顔 16


アキはヒヤヒヤしながら願っていた



『お願い… 話を代えて…』




と願っていたが、まだ話は終わらない




「そうだな

星川だったら、仕事は出来るし、大人だからいいかもな」




"何て事を言ってくれるんですか…"




周りが調子に乗り始め



「星川さんは古田主任の事、どう思ってるんですか」




"黙れっ!"




「星川さんの好きなタイプは?」




"私に話を振らないでぇ~"




「アキ、どうなの?」




「教えろよ、星川」




"やかましいっ!黙れっ!"




届かぬアキの声…




「星川ってよ

うちの会社に入ってから、男の噂って結構あったけど、タイプがバラバラなんだよな


彼氏は居るのか?」




"京田~!余計な事を"




「俺も聞きたいな」




"古田~!お前まで乗るなよ"




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