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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
素顔
114/143

素顔 9


皆は歓迎会へと向かい、オフィスにはアキとゆいしか居なり、二人の笑い声が響いていた




『さっ、行こうか』




「うん、行こう」




二人がオフィスを出ようとした時、お疲れさまですの声と共に課長が居た




『課長、まだ居たんですか』




とアキが声を掛けると、課長は頭をかきながら




「はい…、まだ居ました

会議が延びちゃって…」




「皆、もう歓迎会のお店に行きましたよ」




「そうだね

急がないと間に合わないね

あっ、星川さん、高梨さん、一緒に行きましょう


ちょっと待ってて下さい」




課長はそう言うと、慌ててデスクに向かった




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