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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
傷心
105/143

傷心 15


とにかく、話を反らさなくては…




『ゆい もうその話は止めよう

課長とはホントに何にもないんだから』



ふと、ゆいを見ると…




すでに寝てます…




『全く…

ゆいは酔っ払って、言いたい事言って、さっさと寝ちゃうんだから』




ゆいの目には涙が…




『ゆい…

辛いよね、苦しいよね

でも、乗り越えるしかないんだよ…

私も三年前は同じだったんだよ


私がゆいのそばに居るから』




ゆいの涙を拭きながら、アキは呟いた…




ゆいの気持ちは良く分かるから…




しばらく、アキはゆいの寝顔を見ていた





バッグの中から携帯を出す…




着信3件、メール5件




誰だろう…




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