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最後の恋  作者: 雅-miyabi-
傷心
103/143

傷心 13


アキは明るく振る舞う



『もぉー、暗いんだから

男はアキラだけじゃないんだから

アキラの事引きずってたら前に進めないよ』




アキはまるで自分に言い聞かせるかの様にゆいに言った




アキにもゆいの気持ちはよく分かる…。




同じだから…。




ゆいはかなり酔っていて、だんだん絡み口調になっていた




「アキ 私、アキにずっと言いたい事あったんだ」




『ゆい…呑みすぎじゃないの。絡むの止めてよ』




「アキッ!

あんたは親友の私に何にも言わないっ

秘密主義過ぎるっ

私はアキに何でも話してるのに、何でアキは言ってくんない訳」




『ゆい…』



ゆいは完璧に酔っていた




「教えてよ、アキ

アキの好きな人は誰?

どんな人と付き合ってんの」




アキはゆいの顔がまともに見れなかった…




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