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傷心 10
ゆいの部屋に戻り、アキは早速料理作りに取り掛かった
一時間ちょっとで料理が出来上がった
『ゆいー、料理出来たよ』
テーブルの上には、肉じゃが、カレイの煮付け、豚の角煮、ほうれん草のごま和え、きんぴらごぼうが並んでいた
「うわぁー!美味しそう!
私の好きな物ばっかり
早速、いただきます」
ゆいは嬉しそうに食べていた
「やっぱり、アキの和食は絶品だね
毎日、こんな料理食べられたら幸せだろうな」
無邪気に喜ぶゆいが可愛いい
『料理なんて、ホント久しぶりに作ったよ
外食ばっかりだからね
あっ、キノコごはんもあるからね』
アキも腰を降ろし、食べ始めた