朝比奈みお
バイトが終わって買い物へ行って家に帰る。
一人分の食事を作って一人で食べる。
私朝比奈みおは毎日そんな生活を送っていた。
ただ1人で。
「はぁ。疲れたなぁ。」
お腹も減った。
ついため息をついてしまう。
「何?どうしたの?」
近くにいた神崎キラ先輩が寄ってきて話しかけてきてくれた。
「大丈夫?みおちゃん?」
先輩は私の顔を覗き込んだ。
「あ。神崎先輩」
「何かあった?」
「あ、いえ、何か疲れたみたいで。」
「そっか。無理しないほうがいいよ。」
そう言って先輩は笑った。
「ありがとうございます。先輩。私。。」
「ん?どうしたの?みおちゃん。」
「私先輩が毎日笑ってられて羨ましくて。」
「私もいつか神崎先輩みたいになれたらって思ってます。」
一瞬先輩はびっくりしていたけどすぐに笑顔になって
「今のみおちゃんもすごい可愛いけど、もっと笑えばもっと可愛いと思ってるよ。」
と言った。
「あ、ありがとうございます。。」
「が、頑張ります。」
神崎先輩はニコッと笑って
「頑張れ。みおちゃん。」
「はい。」
「じゃあ何かあったらすぐに言ってね。じゃ!」
そう言って頭にぽんと手をのせて自分の仕事にもっどっていった。
「ただいまぁ。」
って言っても私一人なんだよね。
私の住んでるマンションはバイト先から遠くない位置にあってとても綺麗。
マンションの下の方は賑やかだけど私の住んでるのは上の方。
ずっと前に引っ越した人がいてそれっきり同じ階には誰も住んでいない。
たまには寝るまでお隣の人と喋ってみたいな。
たまに神崎先輩が来てくれるけど忙しくて帰ってしまう。
しょうがないよね。。
~♪♬
「え?」
歌が聞こえた。
なんで?誰もいないのに・・。
「下の階もいないはず・・。」
~~♬♪ ~~♬♪
確かに聞こえる・・。
お祭りでもやってるのかも・・。
私はベランダに出てみた。
「お祭り・・・?」
やってない感じ・・。
「・・・・・・・・え?お祭り?」
そう言ったのは私じゃない。
明らかに隣でつぶやかれた。
反射的に横を見た。
「・・・・・え?」
隣の部屋のベランダに男の人がたっていた。
もしかして。。
隣に引っ越してきた!!??




