突発200文字小説「夕暮れの君」
「また明日ね」
彼女の声が聞こえて、俺は背にしていた校門から背を放した。
部活終わりの遅めの時間
それほど人の通らない校門は閑散としていて、俺は酷く目だったと思うが彼女を待つことにそれは何の障害にもならなかった。
彼女が前を歩き、俺は後ろを歩く
鼻歌を歌いながら夕暮れの街を歩く君は後姿なのに驚くほど魅力的で、心臓の鼓動が早くなるのを感じた。
ただただ後ろを歩くだけ、それでも俺は満足だった。
片思いは、通じない。
「また明日ね」
彼女の声が聞こえて、俺は背にしていた校門から背を放した。
部活終わりの遅めの時間
それほど人の通らない校門は閑散としていて、俺は酷く目だったと思うが彼女を待つことにそれは何の障害にもならなかった。
彼女が前を歩き、俺は後ろを歩く
鼻歌を歌いながら夕暮れの街を歩く君は後姿なのに驚くほど魅力的で、心臓の鼓動が早くなるのを感じた。
ただただ後ろを歩くだけ、それでも俺は満足だった。
片思いは、通じない。
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