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最期の絶望
―…ここはどこ?
『※※※ーナ※。個※※、フ※※。※※たに※、次※※※※で※、※存※魔※※※※※きる※※※る。』
どこからか声がする。
私は死んだはずなのに声が聞こえる。だけど、何を言っているかわからない。身体を動かそうにも、身体があるのかもわからない。自らの意思では何もできないようだ。
『なお、※※た※、※とつ※願※※※る。※者※救※※※※※。』
―…なに?何をいっているの?あなたは誰なの?
『※は、※※。※な※を※生※※※、女※。』
わからない、なにをいっているの。
なんとか、その姿だけでも確認しようと必死に目を開けようとする。
―…光が見えた気がした。無数の星空のような空間に、ひときわ瞬く大きな光が。
光の声は続ける。
『フー※!あな※に託※ま※!新たな生※、※を救※ので※。』
光は一層大きくなり、私を包み込む。
『行きなさい!ニポンへ!』
―…次に私が聞いたのは、切り裂くような叫び声だった。




