とっても危険、でも…
「魔女に会いに行くのか?!危なすぎる!君にはそれでなくとも辛い目に合わせているのに、これ以上君に何かあったら、君と、ダリルと、兄夫婦に示しがつかない」
聞くなりローレルは穏やかな顔も豹変、昔シャリーが国王様に怒られた時と同じ、厳しい表情で2人の提案に反対します
さすがは双子、怒る時に顔が耳まで赤くなるのもそっくりです
「たしかに、わたくしたちは叔父様のように武術に長けてもいませんし、仲間もダリルとリーンだけですわ。でも、だからこそ、警戒をさせずに完全に目覚めていない魔女とお話しくらいはできるのではないかと思うんです」
「僕たちに敵意がなければ、向こうも襲ってくる理由もないはずです、ローレル様。甘い考えだとは思っています。でも、僕は王女…いえ、シャリーの特殊な感情の『原因』に向き合いたいんです」
きっぱりと言い切る2人
もちろん、甘い考えかもしれません
ですが、危険なことは2人とも十分承知です
それをおしてでも2人には会いたい覚悟はあります
ダリルと、シャリーと
思いっきり笑って、泣いて…時に楽しくて時に辛くても
この愛おしい感情と共にたくさんの出来事を思いっきり体験したいと言う思いが、強く強く2人の心に居座るのでした




