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月明かりの下のお話2
「それに、ダリルが言った通り、やっぱりわたしの特殊な感情にはちゃんと『原因』があった。」
それも、やはり嬉しい情報です
だって、これは生まれつきだとおもって諦めていたのですから
「そうだね、まさかこんな形でみつかるとはおもってなかったけれど、大きな進展だね」
ずっと神妙にしていたダリルがようやくニコッと笑います
「ね!たしかにショックな内容ばっかりだったけれど、いろんな手がかりが見つかったもの、ローレル叔父様のところに来て本当によかったわ」
シャリーは月明かりでエメラルドグリーンの瞳をさらにキラキラにさせます
その姿をみると、ダリルはなにやら居心地が悪そうにして、視線をそらし小さい声で尋ねてきました
「シャリー、君はローレル様のこと、怒っていないの?」




