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バレンシアにて
バレンシア国についたのは、次の日の昼過ぎのこと
2人と一匹はお昼を食べるのも忘れて真っ先にローレルの元を訪ねることにしました
ローレルの家は、なかなかに大きなお屋敷でした
執事さんに事の次第と王様からの手紙を渡すと、中に入れてくれ、少し待つよう言われました
静かで広いエントランス
シャリーのお城よりはちいさいけれど、上品な花瓶や見事な絵画、レースのカーテンがお城と似ていて、なんだか落ち着くような気がしました
コツコツコツ
音が聞こえる方に目をやると杖をついて足を引きずって歩くヒゲを蓄えたおじさんが階段をゆっくり降りてくるところでした
シャリーは、そのおじさんとは初対面のはずですが、なんだか懐かしいような不思議な感じを覚えました
この投稿以降は、毎日一話更新となります
拙い小説ではありますが、貴重なお時間を割いて読んでいただけてとても嬉しいです!




