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スペースセンチュリープライマリースクール  作者: 林 広正
第一章 四人の出会い
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人型生命体

 甲殻人の僕もそうだが、半魚族にも地球人にも明確な人型生命体の特徴が備わっている。まずは二足歩行が基本となる。脚が二本、腕も二本、頭は一つだ。耳は二つに口は一つ、鼻は一つだけど穴の数はそれぞれだ。目の数も、種族によっての差が大きい。しかし、それらのパーツが顔の中に集中している点には相違がない。

 とは言っても、世の中には例外がつきものだ。背中に目が付いている種族もいれば、お腹に口がある種族もいる。一口に人型生命体と言っても、現実には色々あるってこと。四つ脚で移動する種族もいるしね。

 少なくとも、人型生命体と呼ばれるには、知的生命体でなくてはならない。これだけは大前提なんだ。二足歩行をする獣類もいるからね。

 知的がどうかを判断するのは難しいけれど、言葉を話し、自らの意思で行動をし、思考能力があり、自意識がなくてはならない。それが人型生命体にとっての知的さなんだ。

 そしてこれにも例外はあるんだけど、交配ができることも重要だ。知的生命体同士では、当然のように種の交配が可能だからね。

 半魚族には二本の脚があるが、海の中での生活に適した水掻きが多くの部位に存在している。肌には水抵抗を減らしたり増やしたりするための鱗が一部に存在する。そして全体的にヌルヌルとしている。それが僕らとは違う特徴だ。


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