8話 娘とショッピング 後半
読んで頂き、ありがとうございます!!
なんでだか、メモで書いた方が 早く長く書けました…
(今までの苦労は一体…(;´Д`))
《王都》
ガヤガヤ
相変わらず賑わっていて、 表通りは人々も笑顔で テンションが上がる。
そんな道を歩いていた。
「リン、 何を買いに来たんだっけか?」
「お父さん、もう忘れちゃったの?!もしかして、ボケが……」
「そうかもな!」
プッ!
2人で笑う。
2人とも、この街の色に染まってきたようにも思えた。
「あ、買う物はね、、、食材と出来れば服とかも・・・」
出費が重なることを 気にしているようだが、今は大丈夫である。
(伝えるの忘れてた)
「大丈夫だぞ。 今日は、好きな物を買えよ。」
そういうと、娘の目がキラキラと光り出した。
嬉しいようだ。
「お父さんありがと!」
まぁ、そんな感じで買い物をした________
服選びが長かったけれども、少し興奮したのは内緒だ。
▪▫▪▫
《帰り道》
もう、夕日が見え、辺りがオレンジ色に染まっている。
「帰るか!」
「うん!」
娘が嬉しそうに 首を縦に振った。
(よかった・・・)
そうすると、モジモジしながら
「ちょっと、お手洗い行ってくるね・・・」
と言った。
外ではしたく無いのであろう。
待つことにした。
~数十分後~
「長いな~」
俺は、とあるお店の前で座りながら待っていた。
(何しよう……)
そんなことを思っている矢先だった。
『えっと~、アシク__ アシク・ローレシュタインっている? 娘を返してほしかったら、《南のダンジョン跡》に来てね~!』
街中にこのアナウンスが流れた。
「・・・え?」
驚くのも仕方がない。 娘を捕られたのだ。
理由もなんとなく 想像が付く。
だからこそ、今起きてることが 恐ろしいことが余計に分かるのだ……
今は、南のダンジョンがあった所に向かう。
▫▪▫▪
《南のダンジョン跡》
俺は、誰かに言われた 声を頼りに来ていた。
急ぎ過ぎて 周りが吹き飛んでいたが、今は気にしていられない。
「おぉ~、怖いねぇ~、 そんな顔じゃ 女の1人も寄ってこないよ~」
いきなり声が聞こえた。
その方向を見ると 娘が木に縛られ、
謎の声の正体が分かった。
怒りで爆発しそうだ。
「《魔人》か? 娘 を返せ」
「おぉ!よく分かったねぇ! って言いたい と・こ・ろ だけど違うねぇ~。」
女が嘲笑うかのように、俺に向かって言う。
「じゃあ、何なんだよ……」
俺には、分からなくなった。
そもそも、 《女神》というものが実在するのだから、 空想上の生き物などが存在する可能性もあるのだ・・・
「そうね~、私は《悪魔》よ。 意味は分かるわよね?」
・・・
《悪魔》だったのか……
《悪魔》とは、《天使》と同様に、どの種族にも分類されない生物である。
文献などにしか載っておらず。
両者とも、《何かに仕える》ということになっている。
《天使》は、今現在 《神》にしか仕えていないが、《悪魔》は違う。
《悪魔》は、《魔人》に従うのだ。 どんな 性格だろうが、 後に大災害へと繋がる場合が多い。
(そういうことか……)
「じゃあ、誰かに拉致してこいって言われたのか?」
きっとそうだろう…… 早速、娘に迷惑を掛けてしまった。
そうすると、その女が 「は?」という顔をした。
「貴女… 何言ってるの? 仕えたいってことなんだけど…」
は? と思いたいのはこっちだ。
何故こんなことになっているのだ…
「何故なんだ?」
「貴方が強いからよ…」
何故か頬を赤らめた。
(可愛い…)
あ、やばい やばい…
娘が一番だ…
「えっと、仕えるって言われてもな…」
彼女は、《味方》になるかもしれないが、 《敵》にもなるかもしれない。
「いや、でもね! お願いします!」
結局
アシクは、《敵》になる可能性の方が高いと考えた。
その後は、考えることは単純だった。
(娘をどうやって取り返すか…)
うーん。
ここは、自分の。力を信じて、、、走るか!
隙を作る為に、俺は一言放った。
「いや、無理だ。信用出来ない。」と、、、
そして、俺は娘の元へ走る
(今、助けるぞ!)
俺は見落とさなかった。
あの女が、笑っていることに__
『どうなっても知らんよ』
そんな声が聞こえたきがする。
そして、 あの女は姿を消した。
・・・?
全く動きが見えななかった。
(あの子は、人外なのだろう…)
あの子の言ったことを気にしていればよかったのかもしれない。
実際始まったのだ。
少し先の未来 歴史的事件となる 大きな物語が____
読んで頂きありがとうございます!
次話で一章は終わりですね!
文章のレベルが下がってしまった気が・・・ 気の所為かな?^^;




